私たちの考えるZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)
ZEB そこにあるものを生かす
ZEBは、日射負荷低減や高効率空調・高効率照明などによる省エネルギーと、太陽光発電などによる創エネルギーによって、年間の一次エネルギー収支を 0%に近づけることを目指します。
そこに、木質チップや地下水など、「そこにある」地域資源を生かすことで、その場所にしかできないZEB をつくります。さらに省エネと創エネの設計だけでなく、快適性や健康性も確保する質の高い室内環境の設計と、エネルギーの見える化(BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)、デジタルサイネージ等)や性能検証(コミッショニング)を活用した省エネ運用サポートによって、価値のあるZEBを支えます。
日本設計におけるZEB評価実績
下のグラフはZEB チャートと呼ばれるものに、日本設計が携わった事例の中から、運用後のエネルギー消費量を調査し、実績値によるZEB 評価としてプロットしたものです。(一部は設計値)横軸が事例ごとに設定したレファレンス(参照値)からの省エネ効果、縦軸が太陽光発電などの創エネ効果を表しています。
庁舎や学校だけでなく、大規模超高層複合施設の赤坂インターシティAIR でもZEB Ready を達成しています。
日本設計のZEB実績(実績値)
雲南市役所新庁舎 Nearly ZEB |
秋田市庁舎 ZEB Ready |
関東学院大学金沢八景キャンパス5号館(建築・環境棟) ZEB Ready |
豊岡市庁舎 ZEB Oriented |
甲府市庁舎 ZEB Oriented |
栃木県庁舎 ZEB Ready |
川越町庁舎 ZEB Oriented |
名古屋三井ビルディング本館 (省エネ改修工事) ZEB Oriented |
赤坂インターシティAIR ZEB Ready |
撮影:川澄・小林研二写真事務所(上段左、中段右、下段右)、日暮雄一(上段中、中段中)、鳥村鋼一(上段右)、プライズ(中段左)、エスエス名古屋支店(下段左)