国際基督教大学 新体育施設
ICUキャンパスの森に、優しく柔らかな木の体育館をデザインしました。
森の中に、ミニマルなカーブする屋根が舞い降りたような形状を表現しながら、内部には、用途ごとに多様な空間を用意し、それぞれの空間の性能と特性に応じて、最適な木造システムを共存させました。
高い天井が必要なアリーナ棟は集成材によるアーチ構造、プール棟は樹状アーチ構造、エントランス棟は屋根をLVLによる折板構造とし、エントランスキャノピーとの連続性を確保しました。
今回の新築は既存の体育施設と一体利用され、エントランスキャノピーは、新旧の体育施設とグラウンドをつなぐ新しい拠点となります。
屋内環境づくりとしては、自然換気と機械空調を併用するハイブリッド空調を採用。窓の開閉と空調の組合せによる5つの空調モードがあり、室内温熱環境に合わせて自動制御で切替わる、使いやすい環境建築となりました。
森の中に、ミニマルなカーブする屋根が舞い降りたような形状を表現しながら、内部には、用途ごとに多様な空間を用意し、それぞれの空間の性能と特性に応じて、最適な木造システムを共存させました。
高い天井が必要なアリーナ棟は集成材によるアーチ構造、プール棟は樹状アーチ構造、エントランス棟は屋根をLVLによる折板構造とし、エントランスキャノピーとの連続性を確保しました。
今回の新築は既存の体育施設と一体利用され、エントランスキャノピーは、新旧の体育施設とグラウンドをつなぐ新しい拠点となります。
屋内環境づくりとしては、自然換気と機械空調を併用するハイブリッド空調を採用。窓の開閉と空調の組合せによる5つの空調モードがあり、室内温熱環境に合わせて自動制御で切替わる、使いやすい環境建築となりました。
プロジェクト 概要
名称
|
国際基督教大学 新体育施設 |
---|---|
建築主 |
国際基督教大学 |
所在地 |
東京都三鷹市 |
主用途 |
大学 体育施設(コート・プール・ダンスジム・テニスコート他) |
竣工 |
2018年11月 |
延床面積 |
6,011 ㎡ |
構造 |
RC造、木造 |
階数 |
地上2階 |
備考 |
プロジェクトマネジメント:インデックスコンサルティング 基本設計・デザイン監修:日本設計・隈研吾建築都市事務所 実施設計・監理:前田建設工業一級築士事務所/日本設計(木造部分共同設計) 設計協力:ホルツストラ(稲山正弘 東京大学) |
写真撮影 |
川澄・小林研二写真事務所 |
受賞歴
2019年 第22回木材活用コンクール木材活用賞
2018年 平成28年度 国土交通省サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)
2018年 平成28年度 国土交通省サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)
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