学校法人羽黒学園 羽黒高等学校
羽黒高等学校は鶴岡市羽黒町出身の創設者が自らの郷里に1962年に設立した私立高校です。
設立当初、実習の一環として生徒による杉の植林等が行われており、「学校林を将来の校舎建替に使って欲しい」という創設者の想いを受継ぐことがプロジェクトの大きなテーマでした。
木造3階建校舎の実現は、従前は法規的なハードルが高く難しいものでしたが、2015年6月の建築基準法改正により設計が容易となりました。この施設は、法改正後日本初となる木造 3階建校舎として実現しました。
また、2016年4月に建築材料としての法整備がなされたCLT(Cross Laminated Timber)を床の一部に使用しています。
キャンパスは庄内平野の美しい景観の中に位置していることから、庄内の原風景の一部である「蔵」のように地域の風景を継承する佇まいとなることを目指しました。
そして、校舎内部には四季折々の風景を取込むことで、生徒達が学生生活を通して郷土愛を育んで欲しいという想いをこめました。
設立当初、実習の一環として生徒による杉の植林等が行われており、「学校林を将来の校舎建替に使って欲しい」という創設者の想いを受継ぐことがプロジェクトの大きなテーマでした。
木造3階建校舎の実現は、従前は法規的なハードルが高く難しいものでしたが、2015年6月の建築基準法改正により設計が容易となりました。この施設は、法改正後日本初となる木造 3階建校舎として実現しました。
また、2016年4月に建築材料としての法整備がなされたCLT(Cross Laminated Timber)を床の一部に使用しています。
キャンパスは庄内平野の美しい景観の中に位置していることから、庄内の原風景の一部である「蔵」のように地域の風景を継承する佇まいとなることを目指しました。
そして、校舎内部には四季折々の風景を取込むことで、生徒達が学生生活を通して郷土愛を育んで欲しいという想いをこめました。
プロジェクト 概要
名称
|
学校法人羽黒学園 羽黒高等学校 |
---|---|
建築主 |
学校法人羽黒学園 |
所在地 |
山形県鶴岡市 |
主用途 |
高等学校 |
竣工 |
2017年3月 |
延床面積 |
5,470㎡ |
構造 |
W造、RC造 |
階数 |
地上3階 |
写真撮影 |
輿水進 |
受賞歴
2018年 第21回 木材活用コンクール(第1部門賞)
2018年 JIA優秀建築選
2017年 木材利用優良施設コンクール(林野庁長官賞)
2018年 JIA優秀建築選
2017年 木材利用優良施設コンクール(林野庁長官賞)
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