栄光学園 創立70周年事業 新校舎
栄光学園は、カトリックの修道会であるイエズス会によって設立された中高一貫校です。新校舎は、旧校舎を建て替える創立70周年事業として実現されました。
敷地は鎌倉の丘の上に位置し、豊かな緑に囲まれた10haを超える広大なキャンパスを有しています。この豊かな環境と屋外での運動が活発である学園の文化を最大限に活かすため、3階建ての旧校舎を敢えて2階建てとし、大地に近く開放的な学びの場を目指しました。
構造は、木と鉄筋コンクリートのハイブリッド構造を採用し、鉄筋コンクリートによって耐震、耐火、遮音性能を確保しながら、軽快で繊細な木造の空間を実現しています。木架構は、一般流通材で9mのスパンを架け渡すため、橋梁で用いられるゲルバー梁を応用しています。
校舎全体の高さを極力抑え、開口部を可能な限り大きくとることで、校庭や中庭と連続性・一体感のある校舎を実現しました。
本件では、プロジェクトマネージメントの役割も担いました。補助金取得支援、工事発注形態の提案・支援、別途工事の発注支援・監修など、建築主に近い立場から業務を支援し、事業の成功に結びつけました。
敷地は鎌倉の丘の上に位置し、豊かな緑に囲まれた10haを超える広大なキャンパスを有しています。この豊かな環境と屋外での運動が活発である学園の文化を最大限に活かすため、3階建ての旧校舎を敢えて2階建てとし、大地に近く開放的な学びの場を目指しました。
構造は、木と鉄筋コンクリートのハイブリッド構造を採用し、鉄筋コンクリートによって耐震、耐火、遮音性能を確保しながら、軽快で繊細な木造の空間を実現しています。木架構は、一般流通材で9mのスパンを架け渡すため、橋梁で用いられるゲルバー梁を応用しています。
校舎全体の高さを極力抑え、開口部を可能な限り大きくとることで、校庭や中庭と連続性・一体感のある校舎を実現しました。
本件では、プロジェクトマネージメントの役割も担いました。補助金取得支援、工事発注形態の提案・支援、別途工事の発注支援・監修など、建築主に近い立場から業務を支援し、事業の成功に結びつけました。
プロジェクト 概要
名称
|
栄光学園 創立70周年事業 新校舎 |
---|---|
建築主 |
学校法人 上智学院・栄光学園中学高等学校 |
所在地 |
神奈川県鎌倉市 |
主用途 |
中学校、高等学校 |
竣工 |
2017年3月 |
延床面積 |
9,319㎡ |
構造 |
RC造、W造、一部S造 木造・RC造ハイブリッド構造 |
階数 |
地上2階 |
備考 |
実施設計共同/大成建設株式会社一級建築士事務所 |
写真撮影 |
日暮雄一 |
受賞歴
2018年 第21回 木材活用コンクール(最優秀賞 国土交通大臣賞)
2017年 第61回 神奈川建築コンクール(優秀賞)
2017年 グッドデザイン賞(公共用の建築・施設)
2017年 第51回 SDA賞(A-2類 入選)
2017年 第61回 神奈川建築コンクール(優秀賞)
2017年 グッドデザイン賞(公共用の建築・施設)
2017年 第51回 SDA賞(A-2類 入選)
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