カンボジア王国 国立母子保健センター 研修棟

カンボジア王国 国立母子保健センター 研修棟

強烈な日射の遮蔽と空調室外機の目隠しを兼ねたGRCルーバーによるファサードデザイン

カンボジア王国 国立母子保健センター 研修棟

既存病院の色彩計画とルーバーデザインを意識したファサードデザイン

カンボジア王国 国立母子保健センター 研修棟

内部の機能に応じ変化させた横ルーバーのデザイン

カンボジア王国 国立母子保健センター 研修棟

半屋外化された各階廊下をつなぐエントランスの吹抜け空間

カンボジア王国 国立母子保健センター 研修棟

半屋外化され風通しを意識して計画された廊下空間

説明
1997年に当社設計により建設された国立母子保健センターの増築計画です。
この施設はカンボジアのトップレベルの臨床・研修機関として、カンボジア国内の母子保健の改善に大きな役割を果たしていますが、近年の保健医療サービスの高度化により多様化・長期化する研修を既存施設で行うことが難しくなってきているため、本計画はそれらの機能強化を図ることが目的となっています。

計画地のプノンペンは、非常に高温多湿な地域となっていますが、維持管理費の軽減を考慮し、廊下や階段は半屋外空間とし、通風効果を促進するため平面上に風の抜け道を計画するなど、空調設備に出来るだけ頼らない計画としています。
また、現地のメンテナンス能力を考慮した空調計画上、室外機が居室ごとに壁面に並ばざるを得なかったため、それらの目隠しを兼ねた日射遮蔽のためのルーバーが強調された外装デザインとしています。
概要
名称
カンボジア王国 国立母子保健センター 研修棟
建築主
JICA/カンボジア王国保健省
所在地
カンボジア王国プノンペン市
主用途
病院、研修所
竣工
2016年10月
延床面積
2,900 ㎡
構造
RC造、S造
階数
地上4階
写真撮影
G-rise Media