ガーナ国 野口記念医学研究所先端感染症研究センター
1979年、ガーナで黄熱病研究中に亡くなった野口英世にちなみ、野口記念医学研究所がガーナ大学に設立されました。その敷地内に、近年高度化した感染症課題に対応するため、バイオセーフティレベル3(BSL-3)実験室やPCR検査室を持つ新しい研究施設を建設するプロジェクトです。
現地の強烈な日射、治安、維持管理能力を考慮し、アルミルーバーとコンクリートブロックで構成された設備バルコニーを全体に配置し、意匠的にもそれを活かした計画としています。また、砂嵐が吹く地域特性から、施設全体を加圧する空調システムの採用なども行っています。
新型コロナウィルス感染症のパンデミック初期においては、最大でガーナ国内の8割、周辺諸国の約半数の検査を実施するなど、西アフリカ地域における感染症対策の重要拠点として地域に貢献しました。
現地の強烈な日射、治安、維持管理能力を考慮し、アルミルーバーとコンクリートブロックで構成された設備バルコニーを全体に配置し、意匠的にもそれを活かした計画としています。また、砂嵐が吹く地域特性から、施設全体を加圧する空調システムの採用なども行っています。
新型コロナウィルス感染症のパンデミック初期においては、最大でガーナ国内の8割、周辺諸国の約半数の検査を実施するなど、西アフリカ地域における感染症対策の重要拠点として地域に貢献しました。
プロジェクト 概要
名称
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ガーナ国 野口記念医学研究所先端感染症研究センター |
---|---|
建築主 |
ガーナ大学野口記念医学研究所 |
所在地 |
ガーナ共和国アクラ、ガーナ大学内 |
主用途 |
研究所 |
竣工 |
2018年10月 |
延床面積 |
4,970 ㎡ |
構造 |
RC造 |
階数 |
地上3階 |
写真撮影 |
Franz Rabe |
受賞歴
2021年 JAPANコンストラクション国際賞
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