アラダ・トッフォ・ゼ ゾーン病院
日本の無償資金協力事業による、西アフリカ-ベナン共和国郊外の病院整備計画です。事業の特殊性から工事は全てローテク・ローコストを原則とし、現地の気候・風土・施工技術に配慮した簡素な計画が求められました。
見渡す限りに荒野が広がる大らかな敷地環境に応えるため、高さを抑えたほぼ平屋の全体計画を採用し、広大な風景に溶け込むような静かな佇まいの病院を目指しました。
外装は現地の土色に似せた赤褐色の仕上げとすることで、年月を経て土埃を纏うほどに風景と一体化するようデザインしています。
また、現地職人でも施工が容易な構法の採用や、自然採光・自然換気を大切にしたパッシブデザインを積極的に採用するなど、可能な限り簡便で低コストの仕様とすることで、現地の運用レベルに合わせた無理のない病院建築を実現しています。
見渡す限りに荒野が広がる大らかな敷地環境に応えるため、高さを抑えたほぼ平屋の全体計画を採用し、広大な風景に溶け込むような静かな佇まいの病院を目指しました。
外装は現地の土色に似せた赤褐色の仕上げとすることで、年月を経て土埃を纏うほどに風景と一体化するようデザインしています。
また、現地職人でも施工が容易な構法の採用や、自然採光・自然換気を大切にしたパッシブデザインを積極的に採用するなど、可能な限り簡便で低コストの仕様とすることで、現地の運用レベルに合わせた無理のない病院建築を実現しています。
プロジェクト 概要
名称
|
アラダ・トッフォ・ゼ ゾーン病院 |
---|---|
建築主 |
ベナン共和国保健省 |
所在地 |
ベナン共和国アトランティック県アラダ市 |
主用途 |
病院 |
竣工 |
2018年4月 |
延床面積 |
5244.21 ㎡ |
構造 |
RC造 |
階数 |
地上2階 |
写真撮影 |
大久保 秀樹 |
受賞歴
2022年 GRANDS PRIX DU DESIGN Awards
2021年 Architecture MasterPrize
2020年 日本建築学会作品選集
2021年 Architecture MasterPrize
2020年 日本建築学会作品選集
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