釜石市上中島町復興住宅 Ⅰ期計画
2011年3月11日発生の東日本大震災における復興公営住宅として、木造以外でまとまった規模で建設された最初の計画です。
Ⅱ期計画と合わせて、総戸数210戸の大規模な復興住宅団地でとなっています。
この計画では、震災被害のなかった釜石市西部地区を、津波浸水被害のあった東部の市街地復興支援地区として位置づけ、都市基盤の強化を図りました。
また、緊急性を要する復興住宅に求められる手法として、新日鐵住金の社有地に新日鉄興和不動産が薄板軽量型鋼造(通称スチールハウス)によって復興住宅を建設後、釜石市が市営住宅として一括買い取る方式を採用しました。
東日本大震災での復興公営住宅の整備上の課題としては、住宅用地の希少性、全国平均を上回る高齢化率、都市活力の低下がありました。
被災後の度重なる転居によって失われた地域コミュニティーの回復と、高齢者の見守りの観点から、中庭をコミュニティーの核としてそれを取り囲むように住棟を配置し、各住棟をブリッジによって結んでいます。
Ⅱ期計画と合わせて、総戸数210戸の大規模な復興住宅団地でとなっています。
この計画では、震災被害のなかった釜石市西部地区を、津波浸水被害のあった東部の市街地復興支援地区として位置づけ、都市基盤の強化を図りました。
また、緊急性を要する復興住宅に求められる手法として、新日鐵住金の社有地に新日鉄興和不動産が薄板軽量型鋼造(通称スチールハウス)によって復興住宅を建設後、釜石市が市営住宅として一括買い取る方式を採用しました。
東日本大震災での復興公営住宅の整備上の課題としては、住宅用地の希少性、全国平均を上回る高齢化率、都市活力の低下がありました。
被災後の度重なる転居によって失われた地域コミュニティーの回復と、高齢者の見守りの観点から、中庭をコミュニティーの核としてそれを取り囲むように住棟を配置し、各住棟をブリッジによって結んでいます。
プロジェクト 概要
名称
|
釜石市上中島町復興住宅 Ⅰ期計画 |
---|---|
所在地 |
岩手県釜石市 |
主用途 |
共同住宅 |
竣工 |
2013年3月 |
延床面積 |
3,507m² |
構造 |
鉄骨造 アウターフレームCFH®架構システム 薄板軽量形鋼造 NSスーパーフレーム工法TM |
階数 |
地上3階 1棟 |
写真撮影 |
心象舎 |
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