釜石市上中島町復興住宅 Ⅱ期計画
東日本大震災の大規模で本格的な復興公営住宅としては最初のものとなります。
用地の希少な三陸沿岸部にあって、製鉄所社有地を活用し、民間による建設後に公営住宅として公営移管する方式を採用し、第Ⅰ期に引き続き総戸数156戸の住棟が建設されました。
釜石市では高齢化率が全国平均を上回り、被災後に避難所から仮設住宅へと転居を繰り返すことで、地域コミュニティーの断絶に拍車がかかっています。
住棟や住戸の配置では、均質な南面平行配置にこだわらず、中庭を囲む住棟配置、各階に設けたコモンテラス、共用廊下とバルコニー側の両面から出入りできるリビングアクセス住戸など、居住者間のコミュニティーを創出する計画としました。
これらは、第Ⅰ期から取り組んできたことをさらに発展させたものです。
工期の短縮と建設コスト削減を目的に、鉄材を用いた特殊な工法を採用しています。
鉄の街で、鉄による、一日も早い復興住宅の完成を目指したものです。
用地の希少な三陸沿岸部にあって、製鉄所社有地を活用し、民間による建設後に公営住宅として公営移管する方式を採用し、第Ⅰ期に引き続き総戸数156戸の住棟が建設されました。
釜石市では高齢化率が全国平均を上回り、被災後に避難所から仮設住宅へと転居を繰り返すことで、地域コミュニティーの断絶に拍車がかかっています。
住棟や住戸の配置では、均質な南面平行配置にこだわらず、中庭を囲む住棟配置、各階に設けたコモンテラス、共用廊下とバルコニー側の両面から出入りできるリビングアクセス住戸など、居住者間のコミュニティーを創出する計画としました。
これらは、第Ⅰ期から取り組んできたことをさらに発展させたものです。
工期の短縮と建設コスト削減を目的に、鉄材を用いた特殊な工法を採用しています。
鉄の街で、鉄による、一日も早い復興住宅の完成を目指したものです。
プロジェクト 概要
名称
|
釜石市上中島町復興住宅 Ⅱ期計画 |
---|---|
所在地 |
岩手県釜石市 |
主用途 |
共同住宅、集会所 |
竣工 |
2015年3月 |
延床面積 |
13,188 m² |
構造 |
鉄骨造 アウターフレームCFH®架構システム 薄板軽量形鋼造 NSスーパーフレーム工法TM |
階数 |
地上8階 1棟、地上5階 1棟、地上3階 2棟 計4棟 |
写真撮影 |
Blue Hours |
受賞歴
2015年 グッドデザイン賞(住宅・住空間)
2015年 土地活用モデル大賞 都市みらい推進機構理事長賞
2015年 土地活用モデル大賞 都市みらい推進機構理事長賞
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