国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)協創棟
自然豊かな武蔵野の森に建つ国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の新たなオープン・イノベーションの拠点となる研究施設です。
東西へ横長な建物に対し、南側に奥行が変化するよう段々に設置された協創テラスをリニアに配し、テラスと自然との接点を最大化しました。外部とテラスの境界を形成し、簾のようにヒューマンスケールへと細分化されたメタルファブリックは、上下張力支持のみで構成し、高さ7m、幅25mにわたり支持材レスの空間を生み出し、セキュリティの高い2階研究フロアとオープンな3階協創フロア、豊かな外部環境を繋ぎつつ、外的要素を柔らかく制御(日射抑制、ライトシェルフ効果、突風防止、視線制御など)しています。
テラスと内部の境界も大開口サッシ、欄間のガラススクリーン、大庇によるブラインドレス化と自然換気の促進、内外を緩やかに繋ぐ小部屋の設置など、外部-テラス-内部間をシームレスに繋げることにより、研究者の感性を刺激し、新たな交流やイノベーションを生み出す、多様で自由な「風通しの良い」研究施設を目指しました。
東西へ横長な建物に対し、南側に奥行が変化するよう段々に設置された協創テラスをリニアに配し、テラスと自然との接点を最大化しました。外部とテラスの境界を形成し、簾のようにヒューマンスケールへと細分化されたメタルファブリックは、上下張力支持のみで構成し、高さ7m、幅25mにわたり支持材レスの空間を生み出し、セキュリティの高い2階研究フロアとオープンな3階協創フロア、豊かな外部環境を繋ぎつつ、外的要素を柔らかく制御(日射抑制、ライトシェルフ効果、突風防止、視線制御など)しています。
テラスと内部の境界も大開口サッシ、欄間のガラススクリーン、大庇によるブラインドレス化と自然換気の促進、内外を緩やかに繋ぐ小部屋の設置など、外部-テラス-内部間をシームレスに繋げることにより、研究者の感性を刺激し、新たな交流やイノベーションを生み出す、多様で自由な「風通しの良い」研究施設を目指しました。
プロジェクト 概要
名称
|
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)協創棟 |
---|---|
建築主 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
所在地 |
東京都小平市 |
主用途 |
研究施設 |
竣工 |
2022年3月 |
延床面積 |
3,731㎡ |
構造 |
RC造 一部S造 |
階数 |
地上3階 |
写真撮影 |
石島邦彦 |
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