東京都庁第一本庁舎・第二本庁舎・東京都議会議事堂 改修計画
CO2排出の削減により低炭素型都市の実現を先導し、制振装置により防災拠点としての機能をさらに向上、執務室フロアのローリング改修による庁舎機能の継続、という3つの基本方針のもと、都庁舎築30周年目にあたる2020年完了を目指した改修計画です。
長周期地震対策として、執務室内に94カ所(第一本庁舎)、61カ所(第二本庁舎)の制振装置を設置しました。老朽化した空調設備の更新に伴い大温度差送風システムの導入の他、LED照明化などを導入し、省エネ化とCO2 削減を図りました。
都議会議事堂は、改選に伴うプラン変更を容易にするシステム天井に改変しました。またサイン計画の全面的な見直しによりユニバーサルデザインに配慮しているほか、インバウンド需要を見込み、第一本庁舎の展望室のインテリア改修を行っています。
長周期地震対策として、執務室内に94カ所(第一本庁舎)、61カ所(第二本庁舎)の制振装置を設置しました。老朽化した空調設備の更新に伴い大温度差送風システムの導入の他、LED照明化などを導入し、省エネ化とCO2 削減を図りました。
都議会議事堂は、改選に伴うプラン変更を容易にするシステム天井に改変しました。またサイン計画の全面的な見直しによりユニバーサルデザインに配慮しているほか、インバウンド需要を見込み、第一本庁舎の展望室のインテリア改修を行っています。
プロジェクト 概要
名称
|
東京都庁第一本庁舎・第二本庁舎・東京都議会議事堂 改修計画 |
---|---|
建築主 |
東京都 |
所在地 |
東京都新宿区 |
主用途 |
庁舎 |
竣工 |
第一本庁舎:2021年9月 第二本庁舎:2020年9月 都議会議事堂:2017年3月 |
延床面積 |
第一本庁舎:196,755.04 ㎡ 第二本庁舎:139,949.78 ㎡ 都議会議事堂:44,986.70㎡ |
構造 |
鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階数 |
第一本庁舎:地上48F 地下3F 第二本庁舎:地上34F 地下3F 都議会議事堂:地上7F 地下1F |
備考 |
サイン設計:井原理安デザイン事務所 |
写真撮影 |
1枚目:石黒写真研究所 2枚目:川澄・小林研二写真事務所 3~5枚目:エスエス東京支店 6枚目:クリエイティブスタジオ・カワカミ |
受賞歴
2024年 カーボンニュートラル賞(関東支部奨励賞)
2022年 空気調和・衛生工学会特別賞リニューアル賞
2022年 空気調和・衛生工学会特別賞リニューアル賞
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