中央区 晴海区民センター
東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村があった晴海は、居住者の増加に伴い、新たなまちづくりが進んでいます。あらゆる世代が集い、交流できる場として、特別出張所、おとしより相談センター、認定こども園、図書館、保健センターを含む複合施設が整備されました。
木質化された建物を「ハルミの木」という地域のシンボルとして位置づけ、さまざまな活動や交流を生み出す場として、木漏れ日が差し込む図書館の「木陰のはらっぱ」、子どもたちが駆け回る園庭「海辺のはらっぱ」を創りました。園庭は段状に分散配置することで、活気が自然に広がり、隣接する緑道公園や周辺と調和した美しい都市景観を生み出しています。複合施設では、各施設が求める機能や空間が異なるため、多様な環境づくりが必要とされます。私たちは、木のもたらす多様な環境的効果に着目。葉裏の冷涼感をイメージした気流感のない放射空調や、木漏れ日のような光や熱環境のムラを取り入れることで、快適な環境を実現しています。
機能だけでなく、土地の記憶や多世代の賑わい、環境の多様性を複合させた、晴海ならではの複合施設のあり方を目指しました。
木質化された建物を「ハルミの木」という地域のシンボルとして位置づけ、さまざまな活動や交流を生み出す場として、木漏れ日が差し込む図書館の「木陰のはらっぱ」、子どもたちが駆け回る園庭「海辺のはらっぱ」を創りました。園庭は段状に分散配置することで、活気が自然に広がり、隣接する緑道公園や周辺と調和した美しい都市景観を生み出しています。複合施設では、各施設が求める機能や空間が異なるため、多様な環境づくりが必要とされます。私たちは、木のもたらす多様な環境的効果に着目。葉裏の冷涼感をイメージした気流感のない放射空調や、木漏れ日のような光や熱環境のムラを取り入れることで、快適な環境を実現しています。
機能だけでなく、土地の記憶や多世代の賑わい、環境の多様性を複合させた、晴海ならではの複合施設のあり方を目指しました。
プロジェクト 概要
名称
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中央区 晴海区民センター |
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建築主 |
東京都中央区 |
所在地 |
東京都中央区 |
主用途 |
特別出張所、おとしより相談センター、認定こども園、図書館、保健センター |
竣工 |
2024年3月 |
延床面積 |
12,260.52㎡ |
構造 |
S造 SRC造 一部W、RC造 |
階数 |
地上6階 地下1階 |
備考 |
川澄・小林研二写真事務所(写真1,2,4,5,6) |
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