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京王プラザホテル ユニバーサルルーム
車椅子の動線や人の動作など機能性とデザインを兼備したデラックスツイン(35.5㎡)。
京王プラザホテル ユニバーサルルーム
大きな窓面から都心の美しい夜景が望めるラグジュアリーデラックスツイン(47.0㎡)。
京王プラザホテル ユニバーサルルーム
ジュニアスイートツイン(67.4㎡) 。水周りへのアプローチは、床レベルを変更せずスロープを増設。
京王プラザホテル ユニバーサルルーム
ジュニアスイートツイン。快適・安心なホテルライフを体現した明るく開放感に溢れた空間。
京王プラザホテル ユニバーサルルーム
四肢障がい者利用時は着脱式手すりと背もたれ、浴槽周辺設備を取り付ける。 設備を固定化せずそのゲストにとって必要な時、必要な機器をセットする。
京王プラザホテル ユニバーサルルーム
視聴覚障がいのゲストにも配慮した客室廊下、扉周り。音声による誘導のほか、色の対比による視認性を取り込んでいる。

京王プラザホテル ユニバーサルルーム

日本設計が手掛けた日本初の超高層ホテル、京王プラザホテル(1971年竣工)につくられた日本初のユニバーサルルーム(2002年)の改修です。
ユニバーサルルームとは、「障がいが原因で活動が控えがちだった方にも安心して旅行や外出を楽しみ、一般利用客と同じ感動を体験いただきたい」というコンセプトのもと、健常者も四肢・視聴覚に障がいを持つ人も同じ客室で宿泊を可能とするものです。

1988年にホテル業界で初めて「ユニバーサルルーム」と名付けられた、車椅子ユーザーも利用しやすい一般客室が京王プラザホテルに誕生し、その後2002年に「新ユニバーサルルーム」として改修されました。2002年の改修では医療・福祉施設を連想させる客室ではなく、視聴覚障がい、高齢者への対応を追加した機能性と、都心のシティホテルとしての魅力の兼備が評価されました。その声や経年の中で検討された改善点をクライアントと共有・協働し、より現代のニーズに応えた客室として、今回3タイプ13室の改修設計が行われました。

バリアフリールームを複数つくることは新築でも困難と言われていますが、既に高齢化社会となった日本で体に何らかの不具合を持つ方の利用が増えていくことはごく自然なことです。今回の改修では義務ではなくても出来る限り法令の基準・指針を守り、設備の切り替え・着脱により多様な障がいや高齢者に対応する一般客室が計画されました。
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プロジェクト 概要

京王プラザホテル ユニバーサルルーム
京王電鉄株式会社・株式会社京王プラザホテル
東京都新宿区
ホテル
2018年11月
774.90㎡(改修部分)
S造、SRC造、RC造
地上47階 地下3階
実施設計:京王建設株式会社
提供:京王プラザホテル
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