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公立藤岡総合病院
南西側外観:既存外来センターの車寄せ庇から延長された約90mの庇によりゆとりのある車寄せ
公立藤岡総合病院
西側外観:救急車寄せの有孔金属パネルは病院名サインを兼ねる
公立藤岡総合病院
北側出入口夕景:自由デザインによる有孔金属パネル
公立藤岡総合病院
エントランスモール:新入院棟と外来センターの動線の結節点として木調の温かみのある意匠
公立藤岡総合病院
4床室:柱から3m程度の片持ちスラブとして柱から解放された窓面。病室幅いっぱいの横連窓により開放感を創出

公立藤岡総合病院

既存外来センターは一般エリアとスタッフエリアが南北で明確に分離され、東西に延びる主要廊下が一般用とスタッフ用で2本の主要動線となっています。外来センターと新入院棟の機能統合を図る上で、新入院棟もそのゾーニングを継承し、2本の主要動線を延伸させ主要骨格とする計画としました。

新入院棟と既存外来センターの間には放射線棟(リニアック・PET)、接続棟(スタッフラウンジ・管理事務部門)を配置し、外来センターの既存改修にて接続部に医局・薬剤部を置くことで、増築でありながらも外来患者、入院患者が利用しやすく、スタッフにとっても働きやすい環境を実現しました。
病棟階の南北面は片持ちの二重スラブを3m程度柱から張り出させ、将来4床室から1床室に改修された際はユニットシャワートイレを床仕上に段差なく設置することができます。
柱から解放された病室の窓面は病室幅いっぱいの横連窓により高い開放性を実現し、4床室ではベッド間中央の柱型は縦型メディカルコンソールと合わせてベッド間の視線を遮り、プライバシー向上にも寄与しています。
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プロジェクト 概要

公立藤岡総合病院
多野藤岡医療事務市町村組合
群馬県藤岡市
病院
2017年12月
34,526㎡(増築21,344.41㎡、部分改修約1,400㎡)
SRC造、RC造、免震構造
地上7階
SS東京支店
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