酒田市庁舎
山形県酒田市は、鳥海山や最上川など雄大な自然景観に包まれ、市街地には山居倉庫をはじめ湊町の栄華を支えてきた美しく歴史ある名所が点在しています。地域活性化に向けた今後の市街地開発に先立ち、それら名所を紡ぎ街歩きの新たなトリガーとなる新庁舎を目指しました。
新庁舎は隣接する市民会館と合わせ敷地西側に配置し、東側に広場(駐車場)を計画。その東側沿道に山居倉庫から繋がるみどりの道を整備し、この配棟により新庁舎へのメインアプローチを酒田特有の冬季偏西風から守っています。
窓口業務を主体となる低層部は外周に廊下を配した回遊性ある平面構成とし、街歩きの拠点として新庁舎に集う活力が内外相互に響き合う計画としました。
免震構造の採用やエネルギー源の複合化、非常用発電機の設置、酒田の豊富な地下水を空調熱源や融雪に活用するなど、防災機能の強化と共に環境負荷の低減を図りました。
					
				新庁舎は隣接する市民会館と合わせ敷地西側に配置し、東側に広場(駐車場)を計画。その東側沿道に山居倉庫から繋がるみどりの道を整備し、この配棟により新庁舎へのメインアプローチを酒田特有の冬季偏西風から守っています。
窓口業務を主体となる低層部は外周に廊下を配した回遊性ある平面構成とし、街歩きの拠点として新庁舎に集う活力が内外相互に響き合う計画としました。
免震構造の採用やエネルギー源の複合化、非常用発電機の設置、酒田の豊富な地下水を空調熱源や融雪に活用するなど、防災機能の強化と共に環境負荷の低減を図りました。
プロジェクト 概要
| 
									名称								 | 酒田市庁舎 | 
|---|---|
| 建築主 | 酒田市 | 
| 所在地 | 山形県酒田市 | 
| 主用途 | 市役所 | 
| 竣工 | 2017年7月 | 
| 延床面積 | 14,874㎡ | 
| 構造 | RC造、S造、基礎免震構造 | 
| 階数 | 地上8階 地下1階 | 
| 写真撮影 | 輿水進 | 
受賞歴
2020年 第8回カーボンニュートラル賞(東北支部)
2018年 平成29年 照明普及賞
				2018年 平成29年 照明普及賞
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