山口県立大学 4号館
栄養学科の旧校舎の老朽化に伴い、新校舎を建替え移転する計画です。
計画敷地は山々に囲まれた狭隘で高低差のある土地で、約20年前にキャンパス用地としてひな壇造成されています。
そのような敷地条件に対し、建物ボリュームを構内道路の線形に合わせたリニアな形状とすることで、山並みに調和する柔らかな形態をもたせると同時に、キャンパスモールと呼ぶ外部空間を出来る限り広く確保しています。
3階の廊下は、キャンパスモールを囲むギャラリーとして機能するようガラスのカーテンウォールとし、伸びやかな印象の外観を作りだしました。
栄養学科は食物を扱う一方、動物飼育から微生物実験までの多様かつ、精度の高い計画を要求される施設です。
そのためクリーン度やセキュリティー、動線などに制約があり、平面計画上それらの条件を3層構成として明確に区分しました。
内部は機能を満たしつつ、学生と教員の交流スペースとなるラウンジを階段周りや廊下周りを取り込んで有機的に接続することで、開放性の高い空間を生みだしています。
計画敷地は山々に囲まれた狭隘で高低差のある土地で、約20年前にキャンパス用地としてひな壇造成されています。
そのような敷地条件に対し、建物ボリュームを構内道路の線形に合わせたリニアな形状とすることで、山並みに調和する柔らかな形態をもたせると同時に、キャンパスモールと呼ぶ外部空間を出来る限り広く確保しています。
3階の廊下は、キャンパスモールを囲むギャラリーとして機能するようガラスのカーテンウォールとし、伸びやかな印象の外観を作りだしました。
栄養学科は食物を扱う一方、動物飼育から微生物実験までの多様かつ、精度の高い計画を要求される施設です。
そのためクリーン度やセキュリティー、動線などに制約があり、平面計画上それらの条件を3層構成として明確に区分しました。
内部は機能を満たしつつ、学生と教員の交流スペースとなるラウンジを階段周りや廊下周りを取り込んで有機的に接続することで、開放性の高い空間を生みだしています。
プロジェクト 概要
名称
|
山口県立大学 4号館 |
---|---|
建築主 |
山口県 |
所在地 |
山口県山口市 |
主用途 |
大学 |
竣工 |
2016年8月 |
延床面積 |
4,474㎡ |
構造 |
RC造、SRC造、S造 |
階数 |
地上3階 |
写真撮影 |
テクニ・スタッフ |
RELATED PROJECTS