同志社女子大学 蒼苑館
蒼苑館は、同志社女子大学に新たに創設された、看護学部と薬学部のための実習棟です。
キャンパスマスタープランの提案から始まったこのプロジェクトでは、2つのことが大きなテーマになりました。
1つめは、緑あふれるキャンパスに新たな学生の賑わいを生み出すこと。
低層部にはピロティやテラス・ラウンジ、明るい開放的な階段を配置しています。外に広がるキャンパスと内部空間との連続性をつくることで、学生の新しい流れを生み出しています。
2つめは、大学の伝統を継承すること。
かつて同志社大学には、日本で二番目の看護婦養成学校「京都看病婦学校」が実在しました。そこから培われてきた大学の伝統を大切にすることを考えました。
キャンパスのデザインモチーフである赤レンガタイルとふたごの切妻屋根という構成を基軸に、温もりのある木素材、曲線でデザインしたPCaの形状、テラスの庇を構成するアーチ、それらによって生まれる柔らかな影など、歴史ある学舎群の佇まいを継承しつつ、品格を感じる端正なディテールで現代的にリ・デザインしています。
キャンパスマスタープランの提案から始まったこのプロジェクトでは、2つのことが大きなテーマになりました。
1つめは、緑あふれるキャンパスに新たな学生の賑わいを生み出すこと。
低層部にはピロティやテラス・ラウンジ、明るい開放的な階段を配置しています。外に広がるキャンパスと内部空間との連続性をつくることで、学生の新しい流れを生み出しています。
2つめは、大学の伝統を継承すること。
かつて同志社大学には、日本で二番目の看護婦養成学校「京都看病婦学校」が実在しました。そこから培われてきた大学の伝統を大切にすることを考えました。
キャンパスのデザインモチーフである赤レンガタイルとふたごの切妻屋根という構成を基軸に、温もりのある木素材、曲線でデザインしたPCaの形状、テラスの庇を構成するアーチ、それらによって生まれる柔らかな影など、歴史ある学舎群の佇まいを継承しつつ、品格を感じる端正なディテールで現代的にリ・デザインしています。
プロジェクト 概要
名称
|
同志社女子大学 蒼苑館 |
---|---|
建築主 |
同志社 |
所在地 |
京都府京田辺市 |
主用途 |
大学 |
竣工 |
2015年2月 |
延床面積 |
5,380 m² |
構造 |
RC造、S造 |
階数 |
地上5階 |
写真撮影 |
稲住写真工房 |
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