いわき市地域防災交流センター 久之浜・大久ふれあい館
福島県いわき市は東日本大震災による津波で甚大な被害が生じた久之浜地区の防災力向上をめざし、久之浜・大久支所の有する防災拠点機能と久之浜公民館の有するまちづくりの活動拠点機能を集約した防災拠点施設(津波避難ビル)を整備することになりました。
2013年5月の設計当初より津波避難や津波避難ビルに関する具体的な設計指針が確立されておらず、手探りで避難に対するプログラムを構築していきました。
地域の人々が気軽に訪れることができ、防災コミュニティ形成を促進すると同時に防災拠点として認知され、確実な避難機能の確保を実現することが重要な課題でした。
「徹底した見える化」は災害時における避難及び状況確認のしやすさに寄与します。
透明度の高い外装は内外双方の視認性を高め、内部からは海と山を一望でき街の愛着を感じられ、外部からは内部活動の様子が確認でき自然と人が集まり、交流の促進が期待できます。
さらに浜通りの穏やかな気候を活かし自然採光・自然通風などパッシブデザインを積極的に導入することで、平常時の環境性能と災害時の自立性を高めるようにしました。
2013年5月の設計当初より津波避難や津波避難ビルに関する具体的な設計指針が確立されておらず、手探りで避難に対するプログラムを構築していきました。
地域の人々が気軽に訪れることができ、防災コミュニティ形成を促進すると同時に防災拠点として認知され、確実な避難機能の確保を実現することが重要な課題でした。
「徹底した見える化」は災害時における避難及び状況確認のしやすさに寄与します。
透明度の高い外装は内外双方の視認性を高め、内部からは海と山を一望でき街の愛着を感じられ、外部からは内部活動の様子が確認でき自然と人が集まり、交流の促進が期待できます。
さらに浜通りの穏やかな気候を活かし自然採光・自然通風などパッシブデザインを積極的に導入することで、平常時の環境性能と災害時の自立性を高めるようにしました。
プロジェクト 概要
名称
|
いわき市地域防災交流センター 久之浜・大久ふれあい館 |
---|---|
建築主 |
いわき市 |
所在地 |
福島県いわき市 |
主用途 |
地方支所、公民館 |
竣工 |
2016年3月 |
延床面積 |
2,207㎡ |
構造 |
RC造 |
階数 |
地上3階 |
写真撮影 |
川澄・小林研二写真事務所 |
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