長岡造形大 第4アトリエ棟
長岡造形大学は、1994年に開学したデザイン教育に特化した大学です。日本設計は開学時の計画から、新棟計画、長期修繕などに、30年にわたり携わり続けています。第4アトリエ棟は、2023年の学科再編成で誕生した、デジタル時代の新たな教育を目指す「デザイン学科」の拠点です。私たちは、「創造の杜」をコンセプトに、既存キャンパスの自然資産を生かし、テクノロジーと自然が融合した新たな学びの場を目指しました。
開学時に植えられた苗木は、時を経て豊かな森へと成長しました。まちに開かれたオープンなキャンパスは、学生の多様な活動の場であると同時に、近隣住民の憩いの場として親しまれています。新棟を、学生が訪れる機会の少なかったキャンパス東側に建設することで、キャンパス全体の活性化に加えて、信濃川の桜づつみや、隣接する文化施設群との接続性も高め、まちとキャンパスの双方に新たな活力を与える計画です。
本建物には「視覚デザインとプロダクトデザインの融合」を促進する、創造的な空間づくりが求められました。高機能が求められる視覚デザイン系のスタジオ群を鉄筋コンクリートボックスに収め、その間にオープンなロビーや研究室、プロダクトデザイン系の諸室を配置。それを大きな屋根で覆うことで、分野を超えた一体感を生み、学際的なコラボレーションと学生間の交流を活性化します。柔らかな曲線を描く大屋根は、周辺のランドスケープと既存の校舎群を滑らかにつなげ、豊かな自然環境と学生の活動を結ぶ結節点を象徴しています。
デジタルテクノロジーと自然が融合したこの計画は、次世代のデザイナーを育む拠点となり、地域社会と共に発展しながら、次の30年へと続く新たな価値を育んでいきます。
開学時に植えられた苗木は、時を経て豊かな森へと成長しました。まちに開かれたオープンなキャンパスは、学生の多様な活動の場であると同時に、近隣住民の憩いの場として親しまれています。新棟を、学生が訪れる機会の少なかったキャンパス東側に建設することで、キャンパス全体の活性化に加えて、信濃川の桜づつみや、隣接する文化施設群との接続性も高め、まちとキャンパスの双方に新たな活力を与える計画です。
本建物には「視覚デザインとプロダクトデザインの融合」を促進する、創造的な空間づくりが求められました。高機能が求められる視覚デザイン系のスタジオ群を鉄筋コンクリートボックスに収め、その間にオープンなロビーや研究室、プロダクトデザイン系の諸室を配置。それを大きな屋根で覆うことで、分野を超えた一体感を生み、学際的なコラボレーションと学生間の交流を活性化します。柔らかな曲線を描く大屋根は、周辺のランドスケープと既存の校舎群を滑らかにつなげ、豊かな自然環境と学生の活動を結ぶ結節点を象徴しています。
デジタルテクノロジーと自然が融合したこの計画は、次世代のデザイナーを育む拠点となり、地域社会と共に発展しながら、次の30年へと続く新たな価値を育んでいきます。
プロジェクト 概要
名称
|
長岡造形大学 第4アトリエ棟 |
---|---|
建築主 |
公立大学法人⻑岡造形大学 |
所在地 |
新潟県長岡市 |
主用途 |
大学 |
竣工 |
2024年9月 |
延床面積 |
1,575.05㎡ |
構造 |
RC造 一部S造 |
階数 |
地上2階 |
備考 |
ZEB Ready認証取得 |
写真撮影 |
日暮雄一(写真1,3,4,6) 川澄・小林研二写真事務所(写真2,5,7,8,9) |
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