東京歯科大学千葉歯科医療センター
東京歯科大学のキャンパス再編計画に伴う、全40の診療ユニットを持つ日本最大級の歯科医療センターの建替え計画です。地域密着型医療を掲げる同センターにふさわしい、豊かな自然環境と調和したこの場所ならではの建築を目指しました。
大きく跳ね出した2枚の大屋根から構成される外観は、周囲の景観と調和しつつも建物の存在感を力強く主張し、また旧病院に倣ったタイル壁が長年地域に親しまれた景観をさりげなく継承しています。
待合を含む共用スペースは、常に外部との繋がりが感じられるよう3方向に視線が抜ける計画とし、緑景観と呼応した木調の内装により患者が安心して過ごせる優しい空間を実現しています。診察室は奥行を浅くしつつ外部に大きく開放し、屋内に居ながらも木々に囲まれているような明るく開放感のある空間としました。
診療ユニットには中央配管方式の口腔外バキュームを設置し、ポスト・コロナの時代にも配慮したクリーンな診療空間となっています。
大きく跳ね出した2枚の大屋根から構成される外観は、周囲の景観と調和しつつも建物の存在感を力強く主張し、また旧病院に倣ったタイル壁が長年地域に親しまれた景観をさりげなく継承しています。
待合を含む共用スペースは、常に外部との繋がりが感じられるよう3方向に視線が抜ける計画とし、緑景観と呼応した木調の内装により患者が安心して過ごせる優しい空間を実現しています。診察室は奥行を浅くしつつ外部に大きく開放し、屋内に居ながらも木々に囲まれているような明るく開放感のある空間としました。
診療ユニットには中央配管方式の口腔外バキュームを設置し、ポスト・コロナの時代にも配慮したクリーンな診療空間となっています。
プロジェクト 概要
名称
|
東京歯科大学千葉歯科医療センター |
---|---|
建築主 |
学校法人 東京歯科大学 |
所在地 |
千葉県千葉市美浜区 |
主用途 |
診療所、大学 |
竣工 |
2020年12月 |
延床面積 |
3441.20㎡ |
構造 |
S造 |
階数 |
地上2階 |
備考 |
実施設計・監理:清水建設一級建築士事務所 |
写真撮影 |
株式会社 太右衛門 |
受賞歴
2021年 日本空間デザイン賞2021(LongList)
2022年 千葉市都市文化賞(建築文化部門 優秀賞)
2023年 Architecture MasterPrize Awards(AMP)2023
2024年 ICONIC AWARDS 2024 (Innovative Architecture)
2022年 千葉市都市文化賞(建築文化部門 優秀賞)
2023年 Architecture MasterPrize Awards(AMP)2023
2024年 ICONIC AWARDS 2024 (Innovative Architecture)
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