箱根小涌園 天悠
日本を代表する観光地箱根において、1948年より旅館業を営んできた箱根小涌園の新たな旗艦施設となる旅館です。
富士箱根国立公園内にあり、敷地内に車沢という天然の渓流が流れる箱根特有の自然環境の中、「五感が癒される」リゾートとして、土地の魅力を最大限に引き出し、小涌園で培ってきた歴史・文化と合わせることで、この地ならではの旅館を計画しました。
敷地の急峻な傾斜を活かし、エントランスとなる5階を中心に上下に5層ずつ分かれる断面構成とし、それぞれが東の外輪山、南の車沢渓谷の眺望を楽しめる風車型の棟配置で、150室の客室、2つの大浴場などから構成されます。
深く長く延びる庇で和のイメージを、温泉腐食に配慮した人工木や信楽焼の特注タイルを用いて和の品格を表現しました。
運用、サービスが時代とともに変化すれども、受け皿としての建築は、末永く箱根の自然・風景に溶け込む「器」となることを目指しました。
富士箱根国立公園内にあり、敷地内に車沢という天然の渓流が流れる箱根特有の自然環境の中、「五感が癒される」リゾートとして、土地の魅力を最大限に引き出し、小涌園で培ってきた歴史・文化と合わせることで、この地ならではの旅館を計画しました。
敷地の急峻な傾斜を活かし、エントランスとなる5階を中心に上下に5層ずつ分かれる断面構成とし、それぞれが東の外輪山、南の車沢渓谷の眺望を楽しめる風車型の棟配置で、150室の客室、2つの大浴場などから構成されます。
深く長く延びる庇で和のイメージを、温泉腐食に配慮した人工木や信楽焼の特注タイルを用いて和の品格を表現しました。
運用、サービスが時代とともに変化すれども、受け皿としての建築は、末永く箱根の自然・風景に溶け込む「器」となることを目指しました。
プロジェクト 概要
名称
|
箱根小涌園 天悠 |
---|---|
建築主 |
藤田観光 |
所在地 |
神奈川県箱根町 |
主用途 |
旅館 |
竣工 |
2017 年3月 |
延床面積 |
16,163 ㎡ |
構造 |
RC造、S造、W造 |
階数 |
地上9階 地下1階 |
写真撮影 |
三輪晃久写真研究所 フォワードストローク トロロスタジオ |
受賞歴
2018年 第62回 神奈川建築コンクール 優秀賞(一般建築部門)
2018年 第5回 インテリアプランニングアワード入賞
2018年 平成29年 照明普及賞
2017年 第25回 タカショー庭空間施⼯例コンテスト(コントラクト部門 金賞)
2018年 第5回 インテリアプランニングアワード入賞
2018年 平成29年 照明普及賞
2017年 第25回 タカショー庭空間施⼯例コンテスト(コントラクト部門 金賞)
RELATED PUBLISHING
RELATED PROJECTS