新宿三井ビルディング 車寄せ改修
超高層ビルの車寄せをメインエントランス化する改修です。
歩行者の玄関口と同様に、人を招き入れる魅力ある空間に転ずることが求められ、単なる更新ではなくサブ的な機能を新たな価値に置き換えるリニューアルです。
エントランスの「到着感」と「領域感」の創出、「新宿三井ビルらしさ」の継承を目指しました。
温かみのある木質の二段庇とリニアに広がる光のウェルカムマットでお客様を迎える構成とし、車の動きに沿う水平線を強調したデザインとしています。
隣接する通過車路との間にはエキスパンドメタルのスクリーンを、ロビー側の風除室ガラスにはきめの細かいエキスバンドメタルをサンドイッチした特殊ガラスを用いることで、車寄せ全体を紗をかけたように柔らかく包み込んでいます。
「遮りながら透かす」ことで周辺との緩やかなつながりを実現しました。
また利用頻度の少ない車室を転用して、坪庭とし、「床の間」的空間を挿入しました。
自然光と季節感をもたらし、緑豊かな低層部の片鱗を覗かせています。
歩行者の玄関口と同様に、人を招き入れる魅力ある空間に転ずることが求められ、単なる更新ではなくサブ的な機能を新たな価値に置き換えるリニューアルです。
エントランスの「到着感」と「領域感」の創出、「新宿三井ビルらしさ」の継承を目指しました。
温かみのある木質の二段庇とリニアに広がる光のウェルカムマットでお客様を迎える構成とし、車の動きに沿う水平線を強調したデザインとしています。
隣接する通過車路との間にはエキスパンドメタルのスクリーンを、ロビー側の風除室ガラスにはきめの細かいエキスバンドメタルをサンドイッチした特殊ガラスを用いることで、車寄せ全体を紗をかけたように柔らかく包み込んでいます。
「遮りながら透かす」ことで周辺との緩やかなつながりを実現しました。
また利用頻度の少ない車室を転用して、坪庭とし、「床の間」的空間を挿入しました。
自然光と季節感をもたらし、緑豊かな低層部の片鱗を覗かせています。
プロジェクト 概要
名称
|
新宿三井ビルディング 車寄せ改修 |
---|---|
建築主 |
三井不動産 |
所在地 |
東京都新宿区 |
主用途 |
車寄せ |
竣工 |
2016年7月 |
延床面積 |
1,180㎡ |
階数 |
地上1階 |
写真撮影 |
フォワードストローク |
受賞歴
2018年 第27回 BELCA賞(ベストリフォーム部門)
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