福島白河第一データセンター
クラウドコンピューティングなどIT技術の発展により、IT機器は所有するものから利用するものに変化しています。
その結果、データセンターへの情報集中が進み、データセンターでのエネルギー消費の削減は緊急の課題となっています。
本データセンターでは、国内最高水準の省エネ水準となるPUE<1.2を達成する為に、建築・電気設備・空調設備の総合的なエンジニアリングにより、「建築自体が設備機械」となる次世代型データセンターを構築しました。
施設は、年間を通じて冷涼な白河市の気候を最大限に活かし、サーバー冷却に必要な1,450,000㎥/hの外気を取り込み、熱排気を棟外へ排出することをサーバー冷却の基本とし、呼吸する外皮とソーラチムニーによる機能美を未来的なデザインとして表現しています。
温湿度の制御は外気の状態に応じて、外気取入口を閉じたり、熱排気を循環させて空気の通り道を変えるなど、「6つの空調モード(空気の流れのパターン)」で自動制御を行っています。
自然エネルギーの活用により、サーバーから発生する熱負荷の83%を処理することができました。
その結果、データセンターへの情報集中が進み、データセンターでのエネルギー消費の削減は緊急の課題となっています。
本データセンターでは、国内最高水準の省エネ水準となるPUE<1.2を達成する為に、建築・電気設備・空調設備の総合的なエンジニアリングにより、「建築自体が設備機械」となる次世代型データセンターを構築しました。
施設は、年間を通じて冷涼な白河市の気候を最大限に活かし、サーバー冷却に必要な1,450,000㎥/hの外気を取り込み、熱排気を棟外へ排出することをサーバー冷却の基本とし、呼吸する外皮とソーラチムニーによる機能美を未来的なデザインとして表現しています。
温湿度の制御は外気の状態に応じて、外気取入口を閉じたり、熱排気を循環させて空気の通り道を変えるなど、「6つの空調モード(空気の流れのパターン)」で自動制御を行っています。
自然エネルギーの活用により、サーバーから発生する熱負荷の83%を処理することができました。
プロジェクト 概要
名称
|
福島白河第一データセンター |
---|---|
建築主 |
ヤフー株式会社 |
所在地 |
福島県白河市 |
主用途 |
データセンター(事務所、機械室) |
竣工 |
2013年9月 |
延床面積 |
14,774㎡ |
構造 |
S造 |
階数 |
地上4階 |
写真撮影 |
FOTOTECA |
受賞歴
2016年 第16回 JIA環境建築賞(一般建築部門 入賞)
2016年 第6回 サステナブル建築賞(一般財団法人建築環境・省エネルギー機構理事長賞 商業施設その他部門 )
2016年 第32回 福島県建築文化賞(特別部門賞)
2015年 JIA優秀建築選 100選
2015年 グッドデザイン賞(専門家向けの先端的デザイン)
2015年 第13回 環境・設備デザイン賞(建築・設備統合デザイン部門 入賞)
2015年 第53回 空気調和・衛生工学会賞(技術賞 建築設備部門)
2016年 第6回 サステナブル建築賞(一般財団法人建築環境・省エネルギー機構理事長賞 商業施設その他部門 )
2016年 第32回 福島県建築文化賞(特別部門賞)
2015年 JIA優秀建築選 100選
2015年 グッドデザイン賞(専門家向けの先端的デザイン)
2015年 第13回 環境・設備デザイン賞(建築・設備統合デザイン部門 入賞)
2015年 第53回 空気調和・衛生工学会賞(技術賞 建築設備部門)
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