琉球大学病院
宜野湾市西普天間住宅地区の跡地利用計画のコンセプトである「沖縄健康医療拠点を核とした都市機能と、水・みどり・文化の調和した住環境がつながるまち」を実現するための中核医療施設です。
既存市街地からの海への眺望に配慮し、病棟を南北に配置するとともに、低層部の高さを低く抑えることで、地域の景観や眺望に配慮した計画としています。強い日差しや台風、大雨が多発する自然環境に対応するため、大きなピロティ状の玄関を設置し、敷地内の駐車場や医学部校舎などは空中の渡り廊下で接続することにより、歩車分離を図り、天候に左右されず建物間の移動を可能としています。
大規模な医療施設として、多様性に配慮し、バリアフリー、ユニバーサルデザインの導入について、施設担当者や病院の医療スタッフとともに入念な議論を重ね、できる限り多くの人々にとって使いやすい施設を目指しました。沖縄県初の高度救命救急センター、および基幹災害拠点病院の指定を目指し、敷地内には病院屋上と、地上駐車場の2つのヘリポートを設けるなど、島嶼県である沖縄県内の救急・災害医療提供体制を強化しています。
既存市街地からの海への眺望に配慮し、病棟を南北に配置するとともに、低層部の高さを低く抑えることで、地域の景観や眺望に配慮した計画としています。強い日差しや台風、大雨が多発する自然環境に対応するため、大きなピロティ状の玄関を設置し、敷地内の駐車場や医学部校舎などは空中の渡り廊下で接続することにより、歩車分離を図り、天候に左右されず建物間の移動を可能としています。
大規模な医療施設として、多様性に配慮し、バリアフリー、ユニバーサルデザインの導入について、施設担当者や病院の医療スタッフとともに入念な議論を重ね、できる限り多くの人々にとって使いやすい施設を目指しました。沖縄県初の高度救命救急センター、および基幹災害拠点病院の指定を目指し、敷地内には病院屋上と、地上駐車場の2つのヘリポートを設けるなど、島嶼県である沖縄県内の救急・災害医療提供体制を強化しています。
プロジェクト 概要
名称
|
琉球大学病院 |
---|---|
建築主 |
国立大学法人 琉球大学 |
所在地 |
沖縄県宜野湾市 |
主用途 |
病院 |
竣工 |
2024年6月 |
延床面積 |
69,752.37㎡ |
構造 |
SRC造 S造 一部RC造 |
階数 |
地上14階 塔屋1階 |
備考 |
日本設計・テクノ工営・泉設計JV |
写真撮影 |
川澄・小林研二写真事務所 |
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