北海道議会議事堂
北海道議会庁舎の改築計画です。この地区の中心には歴史的建造物である赤れんが庁舎があり、北海道を象徴する建物として多くの観光客が訪れる場所となっています。
改築に当たっては、この地区の歴史的・文化的環境を未来へと継承し、同地区内にある赤れんが庁舎や道庁本庁舎と一体で道政の中枢機能のシンボルにふさわしい佇まいや、都心部における道民・観光の方々に憩いの場を提供する「開かれた道議会」のあり方が求められました。
外装では、建物高さを抑えて赤れんが庁舎の景観を引き立たせ、道庁本庁舎のデザインを継承・進化させて、街区全体での調和を図りました。
建物の主用途である議場は南側に配置し、赤れんが庁舎正面からの視認性を高め、その内部は「北海道の森」をモチーフに木洩れ日が差し込むようなデザインとして、道産木材をふんだんに使用した温かみのある空間を演出しています。
食堂などの一般開放エリアは誰もが気軽に立ち寄れるよう1階の赤れんが庁舎側に配置し、道内各地の資源を活用することで、北海道の魅力を発信できるよう計画しています。
改築に当たっては、この地区の歴史的・文化的環境を未来へと継承し、同地区内にある赤れんが庁舎や道庁本庁舎と一体で道政の中枢機能のシンボルにふさわしい佇まいや、都心部における道民・観光の方々に憩いの場を提供する「開かれた道議会」のあり方が求められました。
外装では、建物高さを抑えて赤れんが庁舎の景観を引き立たせ、道庁本庁舎のデザインを継承・進化させて、街区全体での調和を図りました。
建物の主用途である議場は南側に配置し、赤れんが庁舎正面からの視認性を高め、その内部は「北海道の森」をモチーフに木洩れ日が差し込むようなデザインとして、道産木材をふんだんに使用した温かみのある空間を演出しています。
食堂などの一般開放エリアは誰もが気軽に立ち寄れるよう1階の赤れんが庁舎側に配置し、道内各地の資源を活用することで、北海道の魅力を発信できるよう計画しています。
プロジェクト 概要
名称
|
北海道議会議事堂 |
---|---|
建築主 |
北海道 |
所在地 |
北海道札幌市中央区北2条西6丁目 |
主用途 |
庁舎 |
竣工 |
2020年6月 |
延床面積 |
19,258.67㎡ |
構造 |
SRC造 一部RC造 柱頭免震構造 |
階数 |
地上6階 地下1階 塔屋1階 |
備考 |
共同設計者:株式会社ドーコン |
写真撮影 |
川澄・小林研二写真事務所、新津写真スタジオ |
受賞歴
2020年 照明普及賞
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