東京虎ノ門グローバルスクエア
地表面より約7mという、東京で最も浅い地下鉄である銀座線虎ノ門駅に全面隣接する立地条件を最大限に生かし、混雑するプラットホームを民地を使って拡幅した計画です。東京地下鉄と再開発組合の共同事業として、都市計画・建築計画・構造・事業コンサルタントを統合することで実現した、初の試みです。
プラットホームに隣接した600㎡の地下駅前広場を、建物と地下鉄駅舎をつなぐ緩衝帯と位置付け、防災シミュレーションにより面的な接続を実現しました。また高さ13m、800㎡の地上広場は虎ノ門交差点に面し、人口が急増している虎ノ門エリアの交通処理機能を大きく改善するとともに、虎ノ門の玄関口となる駅前空間をつくりだしています。
これらの都市貢献により、国家戦略特区(虎ノ門一丁目地区と合同)の再開発事業として、2800㎡に満たない敷地に1370%の容積率で計画されました。
外装は虎ノ門の先進性を表すガラス外皮に、霞が関の重厚感を表す縦横フレームを重層させ、縦横のフレームにはフィンをとりつけ、日射負荷軽減とともに地上風環境への貢献を意図しています。
東京虎ノ門グローバルスクエアは、LEED-CS(Core & Shell:新築テナントビル部門)のGOLD認証を取得しました。
プラットホームに隣接した600㎡の地下駅前広場を、建物と地下鉄駅舎をつなぐ緩衝帯と位置付け、防災シミュレーションにより面的な接続を実現しました。また高さ13m、800㎡の地上広場は虎ノ門交差点に面し、人口が急増している虎ノ門エリアの交通処理機能を大きく改善するとともに、虎ノ門の玄関口となる駅前空間をつくりだしています。
これらの都市貢献により、国家戦略特区(虎ノ門一丁目地区と合同)の再開発事業として、2800㎡に満たない敷地に1370%の容積率で計画されました。
外装は虎ノ門の先進性を表すガラス外皮に、霞が関の重厚感を表す縦横フレームを重層させ、縦横のフレームにはフィンをとりつけ、日射負荷軽減とともに地上風環境への貢献を意図しています。
東京虎ノ門グローバルスクエアは、LEED-CS(Core & Shell:新築テナントビル部門)のGOLD認証を取得しました。
プロジェクト 概要
名称
|
東京虎ノ門グローバルスクエア |
---|---|
建築主 |
虎ノ門駅前地区市街地再開発組合 |
所在地 |
東京都港区 |
主用途 |
事務所 |
竣工 |
2020年6月 |
延床面積 |
47261.42 ㎡ |
構造 |
S造、一部SRC造 制振構造 |
階数 |
地上24階 地下3階 |
備考 |
設備設計・土木設計:三菱地所設計 照明コンサル:岡安泉照明設計事務所 |
写真撮影 |
川澄・小林研二写真事務所(外観・内観1階) ミヤガワ東京(内観) |
受賞歴
2022年 IAUD国際デザイン賞(公共空間デザイン部門銅賞)
2021年 GERMAN DESIGN COUNCIL
2021年 Architecture MasterPrize
2021年 ICONIC AWARDS
2021年 CFT構造賞
2021年 GERMAN DESIGN COUNCIL
2021年 Architecture MasterPrize
2021年 ICONIC AWARDS
2021年 CFT構造賞
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