安心して任せられる技術者になりたいです。
宮下 卓也
日本設計に入社した理由は何ですか?
大学では建築学を専攻しコストの視点を用いた研究をしていたことから、コスト専門領域に興味を持ちました。クライアントの予算に対して、設計段階で検討していくことが重要であると思い、当時から設計段階におけるコストマネジメントに興味がありました。日本設計にはコスト設計部があることや多くの用途や構造種別を経験できると思ったことが、入社の決め手になりました。
今はどのような仕事に携わっていますか?
入社してから、事務所、ホテル、小・中学校から大学、庁舎、データセンターなどさまざまなプロジェクトに携わりました。多くの用途やさまざまな構造種別のプロジェクトに関わり経験の幅を広げられることは、日本設計ならではと思います。今は、再開発プロジェクトや水族館改修など複数のプロジェクトを担当しています。それぞれのプロジェクトに特徴があり、やりがいを感じながら業務に取り組んでいます。
今までで印象に残っている仕事はどのようなものでしたか?
今までで印象に残っているプロジェクトは、すでに竣工している木造の小学校と中学校です。コスト担当として、基本計画から竣工までを初めて経験することができ、このプロジェクトを通して非常に経験値が上がったことを実感しました。当初は木造の経験は浅かったのですが、業務を通して木造に関する知識を深め、中大規模木造建築のコストマネジメントに関する講習会の講師を務めました。通常の業務に限らず、担当プロジェクトを通して社外活動による貴重な経験もでき、非常に思い出深いものになりました。
どのような設計者・技術者をめざしていますか?
私の仕事は、建物全体として経済的な設計となっているか設計内容に対してコスト面から検討し、計画案を実現に導くことだと思います。また目標コストと乖離した場合には、妥当性の検証や設計の見直しによる代替案を検討し、改善を図ることも必要です。これらの検討には、設計段階において他セクションも含めたチーム内のコミュニケーションが重要だと考えます。これからもチーム内のコミュニケーションを大切にし、さまざまな経験を積むことで得た知識を生かし、安心して任せられる技術者になりたいです。
休日は家族と過ごすことが多いです。子供はまだ小さいので、長時間の外出をする機会は少ないですが、少し前にディズニーランドに行きました。普段は、その日の気分に合わせて、自宅から近いところに行くことが多いです。これからも子供の成長に合わせて色々な場所に行きたいと思っています。