意識しながら日々の業務に取り組んでいます。
松井 加南子
日本設計に入社した理由は何ですか?
学生時代に建築生産を専攻し、かつ元々経済活動に興味があったことから、コスト設計部を志望しました。日本設計のコスト設計部に入社したきっかけは大きく2つあります。まず、建築をつくる上で切り離すことのできないコストという面から、建物の設計に関わりたいと思っていたからです。また、再開発のオフィスビルをはじめ、水族館や学校、データセンターなど、官民・スケール・用途を問わず多種多様なプロジェクトを手掛けていることから、自分もさまざまな案件を経験することができると思い、入社を決めました。
職場の雰囲気を教えてください 。
とてもアットホームな職場です。業務での分からないところや行き詰まったところも担当プロジェクトに関係なく質問でき、優しく丁寧に教えてくださる先輩ばかりです。業務以外の話をすることも多々あり、最近では資格取得のための勉強のアドバイスをいただいたりと、なんでも気兼ねなく話せる雰囲気です。また、所属部門に関係なく、同期や同じプロジェクトの先輩と食事に行くことや出かけることもあり、フラットな社風だと感じています。
今はどのような仕事に携わっていますか?
現在は図書館のプロジェクトに携わっています。基本設計概算では普段の概算作業だけではなく、クライアントや設計者の意見を聞く機会にも多く参加しました。また、このプロジェクトは公共工事であり、一年目に経験した大規模再開発のオフィスビルは民間工事で規模も全く違うため、同じ概算という段階ではありましたが、仕上げの仕様や概算の過程の違いを学ぶことができました。これから設計が進み、実施設計から竣工までの一連の流れを経験することができると思うと、とても楽しみです。
入社1年目はどんな仕事をしましたか? または、していますか?
入社して半年間は実施設計図を作成する研修を行っており、建物の各部材がどのように支持されているのかを意識しながら設計を進めていきました。建物の見えない部分にもコストが多くかけられていることを知り、実際の業務でも図面を見る際に見えない部分にどのような部材があるのかを意識するようにしています。
また、コスト設計部に配属されてからは都内の大規模再開発のオフィスビルの概算を行いました。初めての概算で分からないことばかりでしたが、数量の拾いから値入まで先輩に教えていただき、まずは概算の一連の流れを掴むことができるよう心掛けながら、業務を進めていきました。
社内に目標とする先輩はできましたか?
先輩方の仕事の仕方を見ていると、例えば概算段階では、単純に数量を拾って値入をするだけではなく、図面に表れていない部分の設計者の意図をくみ取り概算に取り入れていったり、積算段階では積算が円滑に進むようなスケジュール管理や積算事務所、設計者とのやり取りなど、常に先を見据え、他者に気を配りながら行動しています。私も同じように先を見据えて行動する技術者になれるよう意識しながら日々の業務に取り組んでいます。
3歳からピアノを習っており、休日は練習やレッスンに通う時間を確保しています。また、最近はアウトドアに興味を持っており、ダイビングや登山を始めました。写真は同期と登山をした時のものです。元々旅行も好きなので、これから旅行も兼ねて色々な場所でダイビングや登山をしてみたいと思っています。