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先輩社員紹介
設計した建物が出来上がっていく過程は
緊張感もありますが嬉しさと達成感を得られる瞬間です。

羽田 和樹

KAZUKI HANEDA
構造設計群
2008年入社

日本設計に入社した理由は何ですか?

大学時代は構造系の研究室に所属し、超高層ビル関連の研究を行っていました。当時は「構造デザイン」という言葉が広く認識されるようになってきた時期で、意匠と構造が融合した建築デザインにとても惹かれていました。日本設計は超高層の事務所ビルを多く手掛けていますが、スタジアムや水族館、学校など多様なビルディングタイプの設計にも携われることから、ここでなら自分の知識を生かして自分の思い描く構造デザインを実現できると思い入社を決めました。
またOB訪問した際に感じた職場の雰囲気の良さと、技術力の高さも決め手になりました。

今はどのような仕事に携わっていますか?

設計を担当した研究施設の現場監理をしながら、都内の大規模再開発計画の設計に携わっています。現場監理をしている研究施設は、設計段階から構造セクションの中心として携わっており、建物が出来上がっていく過程は、緊張感もありますが嬉しさと達成感を得られる瞬間です。
再開発計画は超高層住宅と高層の免震建物が地下で一体となっている建築的にも複雑で難易度が高いプロジェクトです。構造設計群の中でもチームを組んで設計に取り組んで、構造セクションチーフとして若手社員とともに、非常に難解な技術的課題に対して実現可能な構造計画を提案しています。責任のある立場ですが、大きなやりがいを感じています。

今までで印象に残っている仕事はどのようなものでしたか?

建物は1つ1つ違うので今まで設計を担当した建物にはすべて思い入れがありますが、強いて挙げれば入社8年目に設計したオフィスビルが印象に残っています。ニューヨークのアトリエ事務所と協同して設計したプロジェクトで、基本設計から参加しました。アトリエ事務所が描いた建物デザインは建物の足元が平面的に抉れている形状で、20mを超えるオーバーハングと独創的なアトリウムと外装を持つ構造的にも非常に難しいものでした。そのような計画に対して外部の構造設計事務所とも協同し、そのデザインを実現出来る構造フレームと外装システムを設計しました。会社の枠を越え、自分の設計の幅を広げてくれたプロジェクトだったと思います。毎週、朝早く集まってニューヨークとテレビ会議で議論したことも良い思い出です。

ワークライフバランスのために普段の生活でどのようなことを意識してますか?

仕事と2人の子供の育児を両立する中で業務時間と効率を強く意識するようになりました。
2人目が生まれたタイミングで育児休暇を1か月取得しました。育休取得時は構造セクションチーフとして現場常駐をしていましたが、取得する数か月前から育休期間中の業務体制や業務の引継ぎについて社内調整し、クライアントや施工者にも説明し理解いただきました。事前に計画して準備していたためスムーズに育休を取得できたと思います。育休中は一切仕事はせずに100%育児に専念しましたが、育児は一人だけでは立ち行かないことを痛感し、妻の復職後も育児の負担が偏らないようにお互いの勤務時間を調整して育児を分担しています。
育児は時間との闘いで、常に先を見据えて準備を行うだけでなく、突然の子供の発熱など突発的な事態にも対応しなければなりません。仕事と育児を両立することで段取り良く効率的にものごとを進めるスキルが身についたと思います。


休日は家事・育児に勤しんでおり、主に家族と一緒に過ごしています。出掛けるときも子供とどこかに遊びに行くことが多く、2人の子供を連れて公園に行ったり、先日は自宅近くの科学博物館に開館から閉館までいました。平日は集中して仕事をする代わりに休日はしっかりと休息をとることを心がけています。

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