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2016.09.14

ハイブリッド空調

オープンカーのような心地よさ

オープンカーに乗り、風を感じながら走り冷房や暖房をかける。 それを建物に置き換えてみると「自然換気をしながらエネルギーを使って空調をする」ということに似ています。 「経済性」という面でエネルギーの垂れ流しのようにも受けとめられますが、実はそうではありません。また「快適性」の面からも、オープンカーのように一度体感してみると意外に快適であると思われる方が多いと思います。

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なりゆき空調とハイブリット空調

「機械空調で一定の温湿度条件の環境をつくる」ことに対し、自然エネルギー利用でつくる環境を「なりゆき空調」と呼んでいます。温湿度は「一定」でなく、また場所によって「均質」ではありません。 そこで、自然エネルギーでつくりだす「ある程度」の環境の上に、機械エネルギーで「アシスト」することで最適な環境を作り出すことを、ここでは「ハイブリッド空調」とよんでいます。

「ハイブリッド空調」の例:外気取入れ+水冷コイル+バイパス

ソーラーチムニーによる上昇気流で吸引された外気が居室の窓から入り、窓前の水冷パネルの間を通り抜ける際に冷却とパネル上で結露することで除湿されます。そして外気は廊下を経てソーラーチムニーから外部へ排気されます。

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これに加え、戻りのバイパスを設け、ダンパーによって空気の通り道を自動制御で切替え、外気と内部の熱い空気を排熱したり混ぜ合わせたりすることで温湿度を制御します。

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白河データセンターでは、自然エネルギーにより、年間で負荷の83%をカバーできました。

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