下関市立しものせき水族館「海響館」（増築・改修）

当社が設計し、2001年に21世紀最初の水族館として開館した下関市立しものせき水族館「海響館」は、竣工後20数年を経て実施した改修計画です。老朽化した内装や外壁の改修、設備の更新を中心に、これまでの運営での問題課題の改善とともに、古くなった展示の見直しを行いました。

特に来館者動線は訪れる方に分かりやすく水族館らしいサインやより興味がわく展示となるよう、重点的に見直しを行いました。
また、長期休館後、リニューアルオープンした水族館を来館者に印象づけるため、エントランス、プロローグ、フグ展示解説コーナー、トイレなどの主要なエリアを一新。さらに、アシカの展示繁殖施設となる「ひれあしビーチ」の増築を行い、リニューアルオープンした水族館への期待感を高める計画が実現しました。