大阪梅田ツインタワーズ・サウス
2006年の阪神電気鉄道と阪急電鉄の経営統合を機に、検討が開始された阪神大阪梅田駅至近の当プロジェクトは、公道を挟み建っていた2社所有のビルの一体的な開発プロジェクトです。
都市再生特別措置法の適用による「建築物の道路上空利用」と「容積率2,000%」といういずれも当時国内初となる試みを実現しました。前者は都市計画道路上空への重複利用区域の指定により、道路上空での建築物の建設を可能としています。また後者は複数の駅が集積する梅田での賑わい創出や回遊性向上に寄与する敷地内外の公共空間の創出や再整備などの公共貢献により、大幅な容積緩和を受けています。
特徴的な曲面の線形を持った百貨店が入る低層部と、直線的で端正な外装を纏った上層部のオフィス、この2つの異なる形態の組み合わせにより、独自性のある地域のランドマークとなる建物を目指しました。また、歩行者デッキやシャトルエレベータなどの動線や店舗、スカイロビーを外観に表出し、街に対してはにぎわい、来館者にとってはこれまでとは異なる視点で梅田の街を感じることができる計画としました。
都市再生特別措置法の適用による「建築物の道路上空利用」と「容積率2,000%」といういずれも当時国内初となる試みを実現しました。前者は都市計画道路上空への重複利用区域の指定により、道路上空での建築物の建設を可能としています。また後者は複数の駅が集積する梅田での賑わい創出や回遊性向上に寄与する敷地内外の公共空間の創出や再整備などの公共貢献により、大幅な容積緩和を受けています。
特徴的な曲面の線形を持った百貨店が入る低層部と、直線的で端正な外装を纏った上層部のオフィス、この2つの異なる形態の組み合わせにより、独自性のある地域のランドマークとなる建物を目指しました。また、歩行者デッキやシャトルエレベータなどの動線や店舗、スカイロビーを外観に表出し、街に対してはにぎわい、来館者にとってはこれまでとは異なる視点で梅田の街を感じることができる計画としました。
プロジェクト 概要
名称
|
大阪梅田ツインタワーズ・サウス |
---|---|
建築主 |
阪神電気鉄道、阪急電鉄(事業主) 阪急阪神不動産(事業主代行) |
所在地 |
大阪府 大阪市 |
主用途 |
百貨店、事務所、ホール |
竣工 |
2022年2月 |
延床面積 |
約260,000㎡ |
構造 |
S造 RC造 |
階数 |
地上38階 地下3階 |
備考 |
基本計画・特区申請・基本設計:日本設計、設計・施工:竹中工務店 |
受賞歴
2023年 大阪市都市景観賞(大阪まちなみ賞)大阪市長賞
2023年 インテリアプランニングアワード(入選)
2023年 日本鋼構造協会賞 業績賞
2023年 BCS賞
2023年 CFT構造賞 CFT構造賞
2023年 照明施設賞
2022年 おおさか環境にやさしい建築賞
2022年 日本サインデザイン(銅賞)
2023年 インテリアプランニングアワード(入選)
2023年 日本鋼構造協会賞 業績賞
2023年 BCS賞
2023年 CFT構造賞 CFT構造賞
2023年 照明施設賞
2022年 おおさか環境にやさしい建築賞
2022年 日本サインデザイン(銅賞)
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