日精ビル (改修)
日精ビルは、旧日本精工大崎工場跡地を再開発し、1986年に竣工した大規模複合施設の四棟のうち最大規模の一棟であり、地上21階地下2階延床面積46,000㎡の事務所ビルで、日本精工の本社機構と貸しテナントビルという構成です。
2006年に劣化診断に着手し2007年には基本計画に至り、リノベーションのコンセプトは「グローバル」「バリューアップ」とし、精緻なデザインとハイクオリティオフィス・先進性のあるビル再生を目指しました。
その後、実施設計を進め2008年の契約直前にリーマンショックの影響で約1年凍になりましたが、2009年12月に工事着工し、3年半の居ながら改修工事が2013年6月に完成しました。
外装はアルミカーテンウォールによってタイル打ち込みPC版をカバーする工法で仕上げています。
内装は、ビルの顔となるエントランスロビーを始め各階の共用廊下と便所、給湯室を全面改修しています。
設備系では、基準階の空調機はゾーニングを1/2として各スパンにVAVを導入し、省エネで快適且つきめ細かな室内環境を実現しています。
ファンコイルは床置型をすべて天井内に設置することで当該階の専有部内で設備が完結できています。
共用部の照明器具はLEDを主とし専有部はHf型ランプの器具に更新し明るさセンサーによる昼光利用制御を導入しました。
エレベーターは常用9台非常用2台すべての巻上機・制御盤・かごを更新しています。
2006年に劣化診断に着手し2007年には基本計画に至り、リノベーションのコンセプトは「グローバル」「バリューアップ」とし、精緻なデザインとハイクオリティオフィス・先進性のあるビル再生を目指しました。
その後、実施設計を進め2008年の契約直前にリーマンショックの影響で約1年凍になりましたが、2009年12月に工事着工し、3年半の居ながら改修工事が2013年6月に完成しました。
外装はアルミカーテンウォールによってタイル打ち込みPC版をカバーする工法で仕上げています。
内装は、ビルの顔となるエントランスロビーを始め各階の共用廊下と便所、給湯室を全面改修しています。
設備系では、基準階の空調機はゾーニングを1/2として各スパンにVAVを導入し、省エネで快適且つきめ細かな室内環境を実現しています。
ファンコイルは床置型をすべて天井内に設置することで当該階の専有部内で設備が完結できています。
共用部の照明器具はLEDを主とし専有部はHf型ランプの器具に更新し明るさセンサーによる昼光利用制御を導入しました。
エレベーターは常用9台非常用2台すべての巻上機・制御盤・かごを更新しています。
プロジェクト 概要
名称
|
日精ビル (改修) |
---|---|
所在地 |
東京都品川区 |
主用途 |
事務所、店舗、駐車場 |
竣工 |
2013年6月 |
延床面積 |
45,943 m² |
構造 |
SRC造、S造 |
階数 |
地上21階、地下2階 |
写真撮影 |
ハットリスタジオ |
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