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電力中央研究所 第7実験棟
外観を特徴付けるダクトシャフト目隠し壁のリピート
電力中央研究所 第7実験棟
ダクトシャフトが並ぶコの字プランの中庭
電力中央研究所 第7実験棟
設備更新性に主眼をおいたインフラライン
電力中央研究所 第7実験棟
研究者の拠りどころとなる明るいラウンジ

電力中央研究所 第7実験棟

綿密な実験内容ヒヤリングを元に、実験室の性質を振動発生のある実験室と嫌振実験室に類型化し、それらをコの字型の東西ウィングにレイアウトしたうえで相互間をエキスパンション・ジョイントで接続した明快な構成としています。
東西ウィングの接続部には、研究者の動線の中心となる階段を配し、そこに隣接して自然光溢れる快適なラウンジを設け、研究者同士の交流・リフレッシュに寄与するアメニティに配慮された実験棟となっています。
各実験室は変化し続ける実験内容に追従すべく、実験設備・空調・衛生設備の更新を容易にするための設えを多数用意しています。ダクト用シャフトは屋外に目隠し壁と共に設置することで更新工事を容易にし、それらが列柱状にリピートする特徴的な外観を形作ると同時に、周囲に並ぶ実験棟の縦基調の外観意匠を踏襲し、敷地環境にすんなりと馴染む、研究活動の継続性の一端を担う建物となっています。
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プロジェクト 概要

電力中央研究所 第7実験棟
神奈川県横須賀市
研究施設
2014年3月
3,223 m²
RC造
地上2階
エスエス東京支店
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