湘南T-SITE
最大の特徴は、施設全体を貫通する「マガジンストリート」と、それを軸として展開するシームレスな商業空間です。そして「うち」と「そと」が溶け込み居心地の良い場を造り、訪れる人・もの・空間すべてが情景として存在しています。
この湘南T-SITEを設計するにあたって、いかに技術面、経済面において合理的にかつスピーディに創造するかを模索しました。それにはまず、土地のポテンシャルをしっかりと読みとることを目指しました。
商業施設として存在する経済面の課題を意識して、敷地の地耐力を鑑みた階数や外装計画を進めました。
また8〜9mの商業モジュールを採用し、そのグリッド下で施設計画をすることを提案しました。このグリッドは、「ずれ」を組み合わせることにより「そと」と「うち」が溶け込むヒューマンな風景づくりの仕掛けを可能としました。
テナント空間の窓際にも特徴的なベンチを配置し、本とモノと人との風景による施設全体の統一されたメッセージを伝えられる計画としています。
南北に開いた「門型」は、熱負荷の高い東西は閉じ、南からの卓越風を換気として利用することから生まれた形です。
多様な試みをオーバーラップさせることで、蔦屋書店と30の生活提案店舗が複合した、新たな商業空間が湘南の地に生まれました。
この湘南T-SITEを設計するにあたって、いかに技術面、経済面において合理的にかつスピーディに創造するかを模索しました。それにはまず、土地のポテンシャルをしっかりと読みとることを目指しました。
商業施設として存在する経済面の課題を意識して、敷地の地耐力を鑑みた階数や外装計画を進めました。
また8〜9mの商業モジュールを採用し、そのグリッド下で施設計画をすることを提案しました。このグリッドは、「ずれ」を組み合わせることにより「そと」と「うち」が溶け込むヒューマンな風景づくりの仕掛けを可能としました。
テナント空間の窓際にも特徴的なベンチを配置し、本とモノと人との風景による施設全体の統一されたメッセージを伝えられる計画としています。
南北に開いた「門型」は、熱負荷の高い東西は閉じ、南からの卓越風を換気として利用することから生まれた形です。
多様な試みをオーバーラップさせることで、蔦屋書店と30の生活提案店舗が複合した、新たな商業空間が湘南の地に生まれました。
プロジェクト 概要
名称
|
湘南T-SITE |
---|---|
所在地 |
神奈川県藤沢市 |
主用途 |
店舗 |
竣工 |
2014年12月 |
延床面積 |
7,406 m² |
構造 |
S造 |
階数 |
地上2階 |
備考 |
総合デザインディレクション/クラインダイサムアーキテクツ |
写真撮影 |
(有)大久保写真事務所 |
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