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世界救世教 岡田茂吉記念館
水平線の陰影
世界救世教 岡田茂吉記念館
水平線と曲線
世界救世教 岡田茂吉記念館
合掌折半の屋根と庭園
世界救世教 岡田茂吉記念館
合掌折半の陰影
世界救世教 岡田茂吉記念館
合掌折半の陰影

世界救世教 岡田茂吉記念館

敷地は、古からの自然風景が残る嵯峨広沢池南東に位置し、周辺には大きな枝垂れ桜が何本もあり、多くの観光客が訪れる場所です。 この記念館から、歴史的風土保存地区内にある広沢池への眺望は素晴らしく、京都市内とは思えない雄大な時の流れを感じさせてくれます。

その素晴らしい眺望を活かし、周辺風景と静かに調和していく建築が望まれました。一年を通して、一般公開されている記念館には、嵯峨野を散策する多くの人々が訪れ、その調和の中で自然美を再発見しています。 宗教家かつ美術家である岡田茂吉師が残された言葉や思想を基に建築化しています。

岡田師の精神に立脚して造られた熱海のMOA美術館には、「尾形光琳/紅白梅図屏風(国宝)」をはじめ数多くの美術品が所蔵されており、美の世界を大切にする思想は、自然美と建築美の融合に繋がります。建築の廻りに庭があるのではなく、庭の既存樹木を活かしながら、空いた敷地に建築を創っています。

建築の構造的特長は、合掌折板と名づけた超軽量かつ高剛性の今までにない屋根です。この屋根は、高断熱性能、高遮音性能を保ちながら、自然と光の調和、伝統性と革新性の融合、光と自然の移ろいを表現しています。和の中にも洋を感じ、現代建築の中に伝統性を感じる建築がふさわしいと考えています。
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プロジェクト 概要

世界救世教 岡田茂吉記念館
京都府京都市
記念館(宗教施設)
2014年12月
541 m²
S造、RC造
地上2階 
稲住写真工房
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