NU茶屋町

大阪・梅田に立地する商業施設です。
梅田の中でも自然発生的な路面性が息づく街と言える茶屋町に建つこの施設は、単なる消費の器ではなく場（スペース）をつくること、歩き回ることで驚きや快適さを発見できる街をつくること、都市に埋没する箱ではなく視覚的に動きのある建築をつくることをコンセプトとして計画しました。
小広場を設けた西側入口から、通称池田街道へ向けて２層分の高さを持つ通り抜け空間（コリドール）を設け、その両端部にエスカレータや大階段で中層デッキフロアへも外部からアプローチできる動線を確保することで、施設と街の賑わいが一体となった立体路面店舗といえる構成です。