惹かれました。
日塔 友理子
日本設計に入社した理由は何ですか?
学生のころから都市と建築の関係に興味があったこともあり、都市スケールの大きなプロジェクトを含め幅広い業務を行う総合設計事務所を志望していました。
学生時代に事務所の雰囲気を知るためにいくつかの設計事務所でアルバイトをしていましたが、中でも日本設計は社内打ち合わせの雰囲気が明るくフランクだったことに惹かれました。
所属部門以外の社員とのコミュニケーションは?
同期とは入社から10年以上たった今でも仲が良く、一緒に旅行に行ったりしています。数年前には他部門の同期とチームを組み、社内の研修制度に応募してニューヨークに視察研修に行きました。視察テーマも自分たちで設定し、現地の設計事務所にアポをとり、ヒアリングや見学をさせてもらったり、普通の旅行では入れないような所も見ることができて貴重な経験になりました。また分野の違う同期から意見が聞けるのもいい刺激でしたし、何より楽しかったです。
今はどのような仕事に携わっていますか?
都内の大規模再開発で集合住宅、事務所、商業の入った複合施設の設計を担当しています。都市計画段階を含めると20年以上の長いプロジェクトですが、私自身は7年前から参加しており、まもなく竣工を迎えます。現場では施工図や製作図のチェック、外装、内装のもの決めなどを行っています。施工が進んでいくとスピード感のある対応が求められるので緊張感がありますが、実際にどう作るか、どう仕上がるかを見られるのは何よりも勉強になります。
今までで印象に残っている仕事はどのようなものでしたか?
入社4年目までは海外のプロジェクトを行う国際設計群に所属していました。当時は海外出張も多く、現地の事務所やCG・模型製作会社とのやりとりも行っていました。出張中は突発的な対応などがよくありましたが、その分危機対応能力が鍛えられたと思います。国内の仕事とは関わり方は異なりますが、自由度の高い提案ができることが多いので、チームで案を出し合い、若手の案でも関係なく採用されました。入社数年目で提案した内容が中国やベトナムで実現したのは貴重な経験だったと思います。