2022.09.30
都市基盤のマネジメント
専門領域を横断し、都市基盤の整備を一貫してマネジメントします
民間事業としてまちを一体的に整備し、より良いまちづくりを推進するためには、事業主体だけでなく、公共施設管理者や許認可権をもつ行政、エネルギー供給などのインフラ事業者、駅・道路・上下水道・河川・公園といった多領域にわたる各施設の設計・施工者との綿密な協議が不可欠となります。
私たちは、さまざまな大規模開発を実現してきた経験や、専門領域を横断した見識に基づき、多くの関係者や専門コンサルタントと協働して、都市基盤の整備を一貫してマネジメントします。
路地の魅力を継承した賑わいの広場や街路空間の実現
災害時にも活動拠点となる駅前広場と無電柱化した道路を再開発整備するために公共管理者およびインフラ企業者と各種調整を行い、魅力ある駅周辺路地空間の創出を実現しました。
パークシティ武蔵小山(武蔵小山駅前再開発)(撮影/石黒写真研究所)
防災機能向上のための道路と歩行者空間の整備
再開発事業により、地元の協議会や公共施設管理者と調整を行うことで、狭隘な道路を廃道し、緊急車両と自転車・歩行者のみが通行できる幅員12mの無電柱化された新しい道路を計画し、快適で安全な住環境が整備されました。
市街地再開発事業による街区を越えた緑道の創出
道路管理者や関係機関との協議、沿道の地権者で構成された協議会を通して理念や整備イメージを検討・共有化し、官民境界と街区を超えてつながる広幅員で多重列植の緑道空間を創り出しました。
駅周辺地域の利便性を高める一体的な都市開発
多くの関係者と協議しながら、自動車の主要動線、歩行者の周遊動線、沿道へのアクセス性など、役割が異なるさまざまな道路を統合整備し、理想的な交通空間を実現しています。