生物多様性コンサルティング

生き物との触れ合い創出や里山再生、認証取得まで、幅広くサポートします

自然の恩恵を受けて暮らす私たちにとって資本とも言うべき生物の多様性は、20世紀以降の人類の活動により危機にさらされています。生物多様性の向上は、さまざまな開発や建設事業において欠かせない課題となっています。
私たちは、計画・設計から管理、改修に至るすべての段階で、生き物との共生に関する生物多様性コンサルティングを展開しています。自然環境を守るだけではなく、自然や生態系の回復を主題としたプロジェクトに取り組んでいきます。

大規模造成地の里山環境回復と長期的育成

郊外の工場建設プロジェクトにおいて、地形・水脈・植生を分析し、多くの生き物が生息・生育する多様な里山環境を保全・再生。計画立案から管理監修まで取り組みました。
目標とした環境再生へ向けて緑地を整備し、現地状況に合わせて管理作業の取捨選択等を監修。開発前の生き物に合わせて多様な環境を再生し、工場利用者が親しめるデッキやサインを整備しました。

雨水循環利用のビオトープ

自然が残る郊外住宅地の新設小学校において、生き物の生息環境について理科の先生方と共に検討し、水田とビオトープを成立させる雨水活用の水循環システムを構築しました。きめ細かな高低差と多彩な護岸形状で、観察・学習の場となる多様な生物の生息環境を創出しています。

（撮影：左：木田勝久/FOTOTECA）