大田区立入新井図書館

大田区立入新井図書館

『海の中から』 気泡をモチーフとした照明デザインのエントランス周り

大田区立入新井図書館

『東京湾の沖へ』 見通しが良く落ち着きがある一般開架

大田区立入新井図書館

『東海道沿いの賑わい』 商店の店先をイメージした児童コーナー

大田区立入新井図書館

麦わら細工の手法を再現した壁があるお話室
親子で学ぶ展示コーナーの小さな扉は特別な時だけ開く

大田区立入新井図書館

入るのが楽しみになる幼児専用トイレは、複合施設特有の限られた面積の中で工夫し図書館内に設置した

説明
入新井図書館は商業施設『Luz大森』内にある地域図書館です。

児童に今住んでいる場所に興味を持ってもらう為、また職員の方が説明しやすい様にその歴史文化をインテリアデザインで表現しました。
かつて大森は海沿いの町だった事から、平面形を東京湾から東海道沿いの商業地に見立て設計しています。

また地場の工芸品であった『麦わら細工』は、江戸時代を中心に東海道で関西へ帰る旅人へのお土産として数多く売られていましたが、交通手段の変化に伴い衰退してしまいました。
我々は現代の内装材料で『麦わら細工』を作り、この工芸品を来館者に伝えたいと考えました。
染色された麦わらが表と裏で色の明度が違う事を活かして作られている錯視立体の図案に着目し、染色時に同様の効果が現れる布地を使って吸音する壁を作りました。

施設担当者や施工者だけでなく大田区郷土資料館の方にもアドバイスを頂き、多くの人と協働し生まれた図書館です。
概要
名称
大田区立入新井図書館
所在地
大田区大森北1-10-14
地図
主用途
図書館
竣工
2011年2月
延床面積
1,015㎡ (図書館部分)
構造
S造
階数
地上4階 (図書館部分)
写真撮影
FOTOTECA