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ニュース 2025年
2025.08.28

「TORANOGATE」の免震装置 オフィスビルとして国内初の「個別動的性能認証」を取得

当社が設計・監理に携わる2027年10月竣工予定の虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業の超高層ビル「TORANOGATE」において、設置する免震装置の一部が、一般財団法人免震研究推進機構(JSIL)による実際の地震動を模擬した実大動的大変形試験を経て、オフィスビルとして初めて第三者認証「個別動的性能認証」を取得しました。

免震構造は、地震の揺れを大幅に軽減し、建物や内部機能の被害を最小化できる構造で、災害時にも建物の継続使用を可能にする点が特長です。これまで官庁や病院などでの採用例は多くありましたが、超高層オフィスビルにおける事例は希少です。
本施設では、地上7階上部に免震層を設けた超高層中間層免震構造とすることで、首都直下地震や南海トラフ地震等で想定される地震が発生した際も被害を最小限に留める安全性を確保しています。

本施設が目指す安心・安全で持続可能なオフィス環境の実現に向け、免震層に天然ゴム系積層ゴム支承を配置し、地震時の揺れを抑えるオイルダンパーや鋼材ダンパー、さらに強風時の変位を制御するロック機構付きオイルダンパーを組み合わせるなど、免震構造を成立させるための先進技術の採用に当社は設計者として取り組みました。

今回の「個別動的性能認証」は、E-Isolation(実大免震試験機)を用い、実際の地震動を模した大変形を免震装置に与えることで、その性能を確認したものです。従来は縮小モデルや小規模試験での性能確認が中心でしたが、建物に設置される前に実大実験によって免震装置が大地震時にも適切に機能することが第三者機関により証明された点に、大きな意義があります。

日本の免震・制振技術は世界に誇れる水準にあります。今回の実大実験に基づく動的認証制度は、学識者や設計者が参加して認証を行う仕組みであり、より信頼性と客観性が高まるものです。今後は設計図書への反映など、発注者・設計者双方の理解が深まり、地震国日本における建築の新たなステージにつながると考えています。

 

■事業概要
施設名称  TORANOGATE(トラノゲート)
所在地   東京都港区虎ノ門一丁目1000番
敷地面積  6,397.27㎡
延床面積  119,886.17㎡
主要用途  事務所、店舗、ビジネス支援施設 等
階数/高さ 地上29階地下4階 /171.31m
着工    2024年1月22日
竣工    2027年10月31日(予定)
設計    株式会社日本設計
施工    戸田・西松建設共同企業体
https://www.toranogate.jp/

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