ロンタイン空港都市エリアおよびドンナイ省と周辺地域 総合計画提案コンペにて当選
現在、ホーチミンの東方約30kmに位置するドンナイ省の農村地帯で、ロンタイン国際空港の建設が進められています。
2025年1月、日本設計は、ベトナム建築協会(ベトナム)、CONINCO(ベトナム)、Office for Civic Solutions(大韓民国)、Jun Inho 教授(大韓民国)との協働により、空港を中心にしたロンタイン空港都市エリアとその周辺地域の総合計画を提案するコンペにて第1位を獲得しました。
この計画の目的は、空港を核とした経済的および物流的な利益を最大化し、地域経済の発展を促進することです。また、ベトナム全体の持続可能な成長に貢献するため、近代的でエコロジカルな国際基準の都市エリアを開発することを目指しています。
ホーチミン市は歴史と経済の基盤を象徴する都市として位置づけられており、ロンタインは自然と調和しながら、物流とイノベーションの拠点として計画されています。日本設計を含む連合体は、ホーチミン市とロンタインが互いに補完し合いながら成長する都市モデルを発表しました。また、ロンタインは優れた交通利便性と健康的なライフスタイルを提供し、両都市の連携によって国全体の国際競争力向上を目指します。
「自然と都市の利便性が調和する場所」をテーマに掲げるロンタイン空港経済圏都市(エアロトロポリス)は、ウェルネス、柔軟性、多様なライフスタイルを重視した持続可能なエリアとして位置づけました。この都市構想は、ベトナムの成長力と革新性を象徴するモデルケースとして、国際的な注目を集めることが期待されています。