中国「蛇ロエリア養老リハビリ医療センタープロジェクト」 が着工しました

2022年7月25日、中国深圳市にて、「蛇ロエリア養老リハビリ医療センタープロジェクト」の起工式が行われました。
本プロジェクトは中国大手保険会社である平安保険の子会社である深圳平安颐年城実業有限責任公司が開発をすすめる26階、延床面積 57,000㎡の病院、介護施設、高齢者住宅からなる高齢者福祉・医療複合施設の計画です。2021年8月から10月にかけて行われたコンペにて、日本設計が当選し建築設計を担当しています。

深圳のウォーターフロントに都市の喧騒から離れた「別世界の桃源郷」を作ることをコンセプトとしています。自然景観を最大化する配置計画、コミュニティを形成し、交流を生む共用空間、心身の健康を保ち幸福感をもたらすバイオフィリックデザイン、日本のおもてなしのサービスとAI/IoTなどの最先端技術の融合、個々のニーズに合ったオーダーメイドの生活環境が、日々の楽しさや暮らしに潤いを生みだします。

外観はリズム感のある連続した横庇のデザインで、地域で唯一無二のランドマークを作り出し、居住者が誇りを持てる建物を目指しています。

完成すると、中国で、医療、リハビリ、介護、生活の4つが統合したハイエンド高齢者福祉・医療複合施設のモデルケースとなることが期待されています。