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ニュース 2021年
上海金橋副都心 都市デザインコンペで優勝
2020年10月、日本設計は、上海金橋副都心の核心区”金三角”エリアの都市デザインコンペで優勝しました。
金橋副都心は、上海浦東新区に位置する上海市の副都心のひとつです。その中央に位置する約26.7haの都市計画と、敷地約4.3haの330m超高層棟を含む複合開発の建築設計を行う都市デザインコンペです。
”金三角”エリアは、3つの地下鉄駅が建設予定で、現況も川や公園を中心に広域的な水と緑のネットワークが広がり、恵まれた敷地条件の場所です。
このエリアに水・緑・Wellnessを重視した公共空間を提案し、豊かな「職住近接型」の街を創出します。そして、世界中の優秀な人材を惹きつける国際レベルの新創造産業集積地を実現し、金橋副都心のさらなる発展に貢献します。
また、3つの地下鉄駅が近接した立地を最大限活用し、分散した様々な都市機能を水と緑豊かな公共空間と地下空間で立体的につなぎ、副都心が持つ潜在的な魅力と価値を最大化します。Walkableで生き生きとした健康的な街を創り出すことで、人々を街全体に送り出し、エリア全体を活性化します。
これらの設計方針により、金橋副都心の上位計画の2つの役割である「新創造産業の集積地」「上海東北部の公共活動の中心」を担い、金橋の地域特性を生かした独自性のある都市空間を実現します。
これらの設計方針の実現のために、クライアントの要望により、公共地下空間ガイドラインの策定を行っています。