
建築設計(設計技術) 2020年入社
河野 佳奈
KANA KONO
設計者が力を発揮できる環境をBIMで支える
日本設計に入社した理由は何ですか?
学生時代に日本設計BIM室(現BIM支援グループ)との共同研究を経験し、そこで初めて「BIMマネージャー」という職能を知ったことがきっかけです。研究テーマは『建物の改修を見据えたパラメトリックの多目的最適化』という少し難解なものでしたが、先輩方が私の考えを否定せず、技術的にも論理的にもサポートしてくれたおかげで、無事に論文をまとめることができました。この経験や会社見学で先輩方がいきいきと働く姿を見て、「ここで自分も挑戦したい」と強く思い、入社を決めました。
今はどのような仕事に携わっていますか?
現在は、BIM活用プロジェクトを中心に、活用方針や作業スケジュールの検討、ツールの操作方法をレクチャー、質疑対応などを行っています。プロジェクトごとに状況やチームの体制も異なるため、その都度、設計者やBIMマネージャーの先輩と打ち合わせを重ねながら進めています。最近では、関わったプロジェクトを振り返り、BIMをどう活かせたか、どこに課題があったかなど改善点を整理して部門に共有しました。自分の経験が次のプロジェクトに活かされることに、大きなやりがいを感じています。

どのような設計者・技術者をめざしていますか?
設計者が必要十分な労力と時間で、無理なく最大の力を発揮できるよう支えられるBIMマネージャーを目指しています。そのためには、適切なBIM活用方針やスケジュールを定める力に加え、予定通りに進まない場面で柔軟に判断できる決断力や裁量も重要と考えています。今は設計フローや知識を学び、対話を大切にしながら成長していきたいです。楽しんで学べるBIMレクチャーの内容や進め方の工夫しつつ、社内のBIM活用プロジェクトからのフィードバックを収集するほか、他社のBIM推進に携わる方々との交流や意見交換も大切にしています。
ワークライフバランスのために普段の生活でどのようなことを意識してますか?
仕事ではPC作業が多いため、オフタイムは意識的にデジタルデトックスを心がけています。最近は、高校時代に部活動で演奏していたドラムを趣味として再開し、演奏の楽しさを味わいながら運動不足も解消中です。ドラムには脳を活性化させ集中力を高める良い効果もあるそうで、仕事にもより落ち着いて取り組めるようになりました。また、仕事帰りにはお気に入りのカフェ兼ワークスペースに立ち寄り、紅茶を楽しみながら資格取得の勉強に集中する時間を持っています。趣味や学びを通してオンとオフを切り替えることが、ワークライフバランスを保つための大切な習慣になっています。


オフタイムの過ごし方

長期休みには家族や友人と展覧会に行ったり、旅行やドライブを楽しんでいます。一人旅も好きで、最近は札幌と函館を訪れました。リニューアルオープンした赤レンガ庁舎や函館の金森赤レンガ倉庫、元町教会群、旧函館区公会堂など、美しい歴史的建造物を巡り、朝昼晩と海鮮丼を堪能して身も心も満たされました。
My Favorite Time

オフィスでは窓際のテーブルによく座っています。外の景色を眺めながら開放的な気持ちで仕事ができるお気に入りの場所です。休憩時間には、オフィス近くの書店に立ち寄ることもあります。ジャンルではなくテーマごとに本が並び、いつ訪れても目で散策するのが楽しい空間です。
1日のスケジュール
所属は公開当時



