建築設計(計画意匠)  2023年入社

黒石 ゆうか

YUUKA KUROISHI

都市に新しい価値を生み出す仕事に挑戦できる

日本設計に入社した理由は何ですか?

美しい建築を創るだけでなく、その建築が周辺環境を改善し、街のランドマークとなり、都市全体の環境や価値の向上に寄与するプロジェクトに携わりたいと考え、志望しました。学生時代に東京の街を歩く中で数多くの日本設計のプロジェクトに触れ、建築を通じて都市や人々の暮らしを豊かに変えていく姿勢に強く共感しました。ここでなら建築設計に留まらず、都市に新しい価値を生み出す仕事に挑戦できると感じ、入社を決意しました。

今はどのような仕事に携わっていますか?

現在は台湾における住宅、オフィス、商業施設などを組み合わせた複合開発プロジェクトに携わっています。担当する領域は低層部の空間構成から高層部の外観デザイン、インテリア、ランドスケープまで幅広く、多角的に設計を考える機会に恵まれています。海外でのプロジェクトを通じて異なる文化や価値観に触れることで、自身の建築観を広げ、国際的な視点から建築の可能性を模索しています。また、幅広いスケールのプロジェクトに向き合うことで、都市や人々の暮らしに寄与する建築のあり方を日々探究し、設計の魅力と奥深さを実感しています。

入社1年目はどんな仕事をしましたか?

入社1年目は研修期間として、インテグレイテッドデザイン部と設計技術部をそれぞれ半年ずつ経験しました。インテグレイテッドデザイン部では実際のプロジェクトに参加し、設計検討ツールや最新の設計手法を学びながら実務に携わりました。設計技術部では、図面の描き方を基礎から学び、図面作成ツールの操作を習得しました。また、マテリアルや建築部材、設備の工場見学の機会も多く、図面で表現されるものの製作過程を体感することで理解を深めることができました。実務と体験を通じて、設計の基礎を幅広く身につけられた1年となりました。

 

50年後に繋げたい日本設計らしさとは何ですか?

国際的なプロジェクトの視点から見ると、50年後の日本設計はさらに多くの国や地域で活動の場を広げていると考えています。もしかすると宇宙空間や火星にも挑戦しているかもしれません。日本設計らしさとは、単に街のランドマークとなる建築をつくるだけでなく、人々の生活や周辺環境をより良くし、都市全体の価値向上に寄与するプロジェクトを実現することだと思います。その理念を各国の文化や風土に寄り添うかたちで展開し、地域に根差した建築でありながら、世界の都市や社会に貢献する存在であってほしいと願っています。
そして私自身も、その一員として未来をつくるプロジェクトに携わっていきたいと考えています。

ワークライフバランスのために普段の生活でどのようなことを意識してますか?

設計業務ではPCに向かって長時間座ることが多いため、日常生活では意識的に体を動かすようにしています。週に一度ヨガに通い、仕事終わりにはアプリを活用して自宅でピラティスを行うのが日課になっており、心身をリフレッシュしています。また、健康的な食生活も大切にしており、昼食はお弁当を持参して同僚と一緒に食べながら会話を楽しんでいます。業務後は同僚や友人と食事に出かけることも多く、良い気分転換になっています。オフィスのある虎ノ門・新橋エリアには美味しいレストランが数多くあり、どのお店に行こうかと考えること自体が日常の楽しみの一つになっています。

オフタイムの過ごし方

休みの日は外に出かけることが多く、国内外を旅行して美術館や新しい建築を訪れるのを楽しみにしています。入社後は学生時代の友人を訪ねる機会が増え、それぞれの国で活躍する姿に刺激をもらっています。これまで五大陸を巡りましたが、まだ南米には行けていないので、次の旅の目標にしています。

My Favorite Time 

私のお気に入りは「みんなの広場」です。社内外のイベントが行われる多機能なエリアで、普段は同僚とランチをしたり、歓送迎会で集まったりと、気軽に交流できる場所でもあります。さまざまな人との出会いや会話からインスピレーションを得られる場として、とても気に入っています。

1日のスケジュール

所属は公開当時