
構造設計 2024年入社
奥平 康祐
KOSUKE OKUDAIRA
経験豊富な先輩の下で理解を深めながら業務に取り組む
日本設計に入社した理由は何ですか?
幅広いビルディングタイプを手がけ、多様な専門性を持つ方々が在籍している点から、大手ゼネコンや総合設計事務所を志望先として考えていました。その中でも、日本設計はOB訪問などを通じて風通しの良さや話しやすい雰囲気を感じたことが決め手となりました。入社後もその印象は変わらず、若手の意見をしっかりと受け止めてくれる会社だと感じています。
また、自社開発の解析プログラムやBIM活用をはじめとしたデジタル技術の導入、積極的なDXへの取り組みが、自分の関心分野と一致していたことも志望理由のひとつです。
入社1年目はどんな仕事をしましたか?
1年目から2年目にかけて、5層の鉄骨造の建物の構造設計を担当しました。構造設計チームの中で、先輩から教えてもらいながら実作業を担い、架構計画から部材の断面設計、図面作成までを一貫して取り組むことができました。また、超高層建築の風応答解析を連続実行するプログラムの作成を行いました。難しい内容でしたが自分の得意分野でもあったので、完成したときは達成感とやりがいを感じました。さらに他のプロジェクトを手伝う機会もあり、二次部材の設計、歩行振動解析、雑部材の設計などにも取り組みました。

学生と違うところはどんなところですか?
実物を設計するという点です。学生の設計では諸条件は与えられたり、場合によっては無視することもあるかもしれません。しかし、実務では自ら条件を整理する能力が求められ、構造設計の前段階として、荷重条件や法規の整理、設計対象のモデル化といった手順を踏む必要があります。初めてのことばかりで戸惑う場面もありますが、経験豊富な先輩方が根拠を示しながら教えてくれるので、理解を深めながら業務に取り組むことができています。
社内に目標とする先輩はできましたか?
同じグループの先輩を目標としています。私は「変更や調整をスムーズに行える創造的な構造設計」を目指し、その手段としてデジタル技術を活用したいと考えています。先輩はスケッチからプログラムまで幅広いツールを使いこなしながら設計に取り組んでいて、自分の理想の姿に近いと感じました。日本設計は社員同士のコミュニケーションが活発で、プロジェクトや勉強会を通じて様々な先輩と関わる機会が多いため、目標となる先輩を見つけやすい環境だと感じています。


オフタイムの過ごし方

最近、アクアリウムを始めました。CO₂を添加すると植物が光合成を行い、魚はその酸素を取り込む。そして魚の排泄物を植物が栄養として吸収する……。小さな生態系が成立しているようで、とても楽しいです!水が緑に濁るなどのトラブルもありますが、そのたびにショップの方が対処法を教えてくださり、知識が増えていくのも面白さの一つです。
1日のスケジュール
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