
建築設計(計画意匠) 2024年入社
堀江 欣司
KINJI HORIE
実務と研究を往来しながら建築の可能性を探る
日本設計に入社した理由は何ですか?
NIHON SEKKEI MESSAGEというイベントに参加した際、海外の駅とまち一体開発や、超高層建築、スタジアム、文化施設など、多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいることを知りました。様々な設計経験を積むことで多角的に考えられる設計者になりたいと考えていたため、こうした幅広い用途・規模の建築に携われる環境は大きな魅力でした。また、若手社員の方の話から感じた社員の意志が尊重される社風に共感し、ここでなら自分らしいキャリアを築けるのではと感じたことも入社理由の一つです。
入社1年目はどんな仕事をしましたか?
入社1年目は、半年ずつ2つの部門で研修を受けました。前半は設計技術部での実施設計研修を通じて、建築のディテールや素材、専門用語など、設計に必要な基礎知識を体系的に学びました。後半はオン・ザ・ジョブ・トレーニングで、実際のプロジェクトへ参加しながらデザイン検討の流れや、各種ソフトウェアの使い方を習得しました。これらの研修を通じて得た知識やスキルにより、2年目の本配属後の業務にスムーズに適応でき、積極的に取り組むことができています。
学生と違うところはどんなところですか?
チームで設計を進める点が大きな違いだと思います。社内には構造・設備・ランドスケープなど各分野のプロフェッショナルが在籍し、連携しながらプロジェクトを進めています。そうした中で全体をとりまとめる建築設計担当者は、他分野への理解力と調整力が求められます。研修でも各分野の基礎知識は学びましたが、今後も経験や学びを深め、チームをリードできる存在になりたいと思います。また、チームで議論する中で新たなアイデアが生まれ、提案がより良いものへ進化していく過程に面白さを感じています。私自身も、微力ながら、まだ出ていない視点やアイデアを考えて提案するなど、チームへの貢献を意識しながら日々行動しています。


ワークライフバランスのために普段の生活でどのようなことを意識してますか?
ワークとライフの両方を充実させるために、まずは心身の健康を大切にしています。特に、十分な睡眠とバランスの取れた食事を意識しています。食事は週に何度か自分で料理しており、良い気分転換の時間になっています。仕事では、在宅勤務を適宜取り入れることで、通勤時間を家事や休息に充てています。
仕事以外に力を入れていることはありますか?
建築意匠に関する研究活動に力を入れています。入社後は業務と並行しながら論文執筆を進め、工学博士の学位を取得しました。学位取得にあたっては、チームメンバーに相談し、論文提出前後は業務量を調整して執筆時間を確保させてもらい、なんとか両立することができました。研究で得た知見を業務で担当するプロジェクトに活かし、質の高い空間づくりをしたいと考えています。また、今後プロジェクトで得た実践的な知見を次の研究テーマにつなげるといったように、実務と研究を行き来しながら、プロフェッサーアーキテクトとして成長していきたいです。
オフタイムの過ごし方

やったことがないことをやってみる、というのが好きで、最近は富士山に登ったり(とっても大変でした、、)、SUPをやってみたり、外国の料理を作ってみたりしていて、失敗も含めてその経験を楽しんでいます。
同期とはよくランチを一緒に食べたり飲みに行ったり、何でも話せる仲で楽しいです。休日にも建築見学やサウナに行っていて、プライベートでも仲良くしています。
My Favorite Time

35階にある長いテーブルとソファーの打ち合わせスペースが好きな場所です。腰壁でほどよく囲まれているので、ここで打合せをするとチームの一体感を感じます。また、他の打ち合わせスペースに比べて座面が低いこともあり、リラックスして親密なコミュニケーションができる気がします。
1日のスケジュール
所属は公開当時



